
片づけの力 私たちは、もっと美しくなれる、部屋も、心も、人生も。
Fujinao
KADOKAWA / 2021-01-28
この本について
部屋の片づけって、やらなきゃと思いながらも後回しになりやすいですよね。散らかった部屋を見ると落ち着かないのに、いざ向き合おうとすると「どこから手をつければ…」で手が止まる。僕も同じタイプで、カフェに逃げて仕事していた時期が長かったです。でも結局それって、家にいる時間がしんどいだけなんですよね。 この本が良かったのは、片づけを「勢いで全部やる」みたいな話にしないところでした。たとえば、ペン1本でもいいから動かしてみること。収納の中の“動いていないモノ”に気づくこと。使い道が思いつかないものは一旦手放してみること。行動としては小さいのに、実際やってみると部屋の景色がほんの少し変わって、気持ちまで軽くなる。その積み重ねが、だんだん「自分の機嫌を自分でとれる」状態に近づけてくれる感覚がありました。 もう一つ刺さったのは、モノより自分を大切にするという視点です。何年も着ていない服を“残す理由”で抱え続けていると、クローゼットを見るたびに気持ちが沈む。でも「手が伸びる服だけを残す」ようにしたら、朝の迷いもなくなるし、余白ができることで掃除も一気に楽になる。片づけって、部屋じゃなくて日常の動線を整えることなんだと実感しました。 「片づけの正解がわからないまま、なんとなく疲れている人」に特にしっくりくる本だと思います。無理にミニマリストになる必要もなくて、まずは動いていないモノを1つ動かすところからでいい。そんな現実的な距離感で寄り添ってくれる一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの22%が集中しています。
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