
最速の90日! 新規事業成功バイブル
伊藤大輔
この本について
新規事業を考える時って、「結局どこから手をつければいいんだろう…」「思いついたアイデアが会社で通る気がしない…」みたいなモヤモヤがつきまといますよね。自分も何度も同じところで止まりました。アイデアはあるのに、ターゲティングやお金周り、社内の意思決定に落とすところで迷子になるあの感じです。 『最速の90日! 新規事業成功バイブル』は、その迷子ポイントをまとめて“地図”にしてくれる本でした。特に刺さったのは、アイデアを「発明した瞬間」ではなく、その後の仕組みづくりまで含めて考える視点です。顧客ニーズがどこにあって、それをどう届けて、誰と組んで価値を作って、どうお金が回るのか。ここを組み合わせとして捉えると、ふわっとしたアイデアが一段現実に近づくんですよね。また、顧客ニーズ志向と技術シーズ志向のどちらから考えているのかを意識すると、次に何を検証すべきかがクリアになります。そして意外と効いたのが「自分の思いつくことは他の誰かも思いついている」という前提。これを受け入れた瞬間、変に独自性にしがみつかず、スピードや深掘りに目線が移りました。 会社の決裁者がどんな責任を背負っているのか、どのポイントで不安を感じるのか、という視点もありがたかったです。単に「いいアイデアでしょう?」では動かない理由がようやく腑に落ちました。 新規事業の迷路で「何が正解か分からないまま動いてしまう」タイプの人には特に刺さると思います。アイデアを“回る仕組み”に変えていく、その具体的なステップが欲しいときにちょうどいい一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの25%が集中しています。
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