
これからの会社員の課題図書
田端 信太郎
SBクリエイティブ / 2021-06-23
この本について
仕事の判断で迷うたびに、「自分の考えって浅いのでは?」と不安になることがあります。ニュースを追っても知識が増えただけで終わる日もあるし、会社の議論では視点が固定されてしまっている気がする。そんな状態のまま積み上げても、どこかで限界が来るよな…と感じている人は多いと思います。 この本は、そんなモヤモヤをいくつかの角度からほぐしてくれます。まず、読書の位置づけが極めて実務的に描かれているところが印象的でした。本は「ご飯」で、読んだら必ず自分の仕事に接続するところまでが一連の作業だと示してくれる。ライブドアの合宿の話も、単なるケーススタディではなく、「自分の現場に当てはめる」ことで初めて知識が使える状態に変わるという実例として響きます。また、テスラやGmailの話のように、競争軸の見極め方がずれていると努力そのものが空回りする、という現実的な視点も刺さるはずです。表面的な成功法則ではなく、意思決定の土台そのものをメンテナンスする感覚に近いです。 さらに、人のスタイルをそのまま真似るのではなく、「どこを参考にして、どこを真似しないか」を自分で言語化する重要性も繰り返し語られます。ライト兄弟のエピソードのように、失敗前提でリスクを抑えながら試す姿勢も仕事に直結する話として読めます。「考え方」を磨くというより、「現場での視点の持ち替え方」がうまくなる本です。 自分の頭で判断しないまま仕事が積み上がっている気がしている人に、とても静かに効く一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第7章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの18%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要








