ヨムナビ
カルトブランディング

カルトブランディング

田中森士

累計読者数8
平均ハイライト数 24.6件/人
推定読了時間 約4時間48分
star総合評価 61/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 27%

この本について

仕事でブランドづくりに関わっていると、「結局うちの強みって何なんだろう」とか、「プロモーションしても手応えが薄いな」といったモヤモヤがつきまといます。僕自身、同じ悩みに長くつき合ってきた側なのでよく分かるのですが、数字を追ううちに“価値提供”の実感が抜け落ちていく瞬間ってあります。 『カルトブランディング』がすごいのは、派手な必勝法を教えてくれるわけではなく、ブランドが人に長く選ばれる理由を、かなり地に足のついた視点で整理してくれるところです。例えば、ブランドが社会に対してどんなスタンスを取るのか、その“イデオロギー”を曖昧にしないこと。そこが定まると、単なる商品ではなく「自分らしさを預けられる存在」として見てもらえるようになる。読者が保存していた抜粋も、この“意味を求める顧客”にどう応えるかという話に強く反応している印象でした。 もうひとつ響いたのは、コミュニティの話です。派手に人数を増やすことより、入るハードルや文化をどう保つか。ここを丁寧に扱うことで、顧客が自発的に語りたくなる状態が生まれる。僕も仕事で「口コミはコントロールできない」と割り切っていた時期があるのですが、この本は“語りたくなる理由”そのものを構造として示してくれます。 なので、ブランドの“らしさ”に向き合いたい人や、「差別化って言われるけど、何を尖らせたらいいのか分からない」という人には刺さると思います。読んでいて安心するのは、「短期の売上」と「長期の信頼」をどう両立させるかで悩んでいる人間に対して、現実的な落としどころを示してくれるからかもしれません。

この本に似ている本

すべて見る arrow_right_alt
書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

未曾有のパンデミックを経て、急速にDX(デジタルトランスフォーメーション)が進む今、顧客との強固な関係を築くことは、業種・規模にかかわらず急務だ。既存の広告手法の限界が叫ばれる中、注目を集めているのが、カルトブランディングである。この手法によって、ひとたび信者となった顧客は、自身とブランドの関係を周囲に伝える伝道師となる。小さな集団は、やがて熱狂的なコミュニティーに成長していく―。本書は、世界のコンテンツマーケティング業界を取材してきた著者が、カルトブランディングの基本から実践方法までを解説したものだ。新時代の企業コミュニケーションの羅針盤となる1冊。
library_books似た本をもっと見るmap書籍マップで探すroute読書パスガイドauto_awesomeAI診断で次の1冊を探す

読んだ内容を、もう忘れない。

BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。

無料ではじめる

クレジットカード不要