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呼吸の科学 いのちを支える驚きのメカニズム (ブルーバックス)

呼吸の科学 いのちを支える驚きのメカニズム (ブルーバックス)

石田浩司

講談社 / 2021-10-21

累計読者数4
平均ハイライト数 10.5件/人
推定読了時間 約4時間14分
star総合評価 49/100
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この本について

最近、呼吸が浅い気がする時ってありませんか。運動不足のせいか、ストレスのせいか、自分でも理由がよくわからないまま「なんか息がしづらいな」と感じる瞬間がある。僕も同じで、深呼吸しようとしても胸ばかり動いて、逆に疲れることがありました。そんな時に読んだのが、この「呼吸の科学」です。 面白かったのは、自分が思っていた“呼吸の仕組み”がだいぶ雑だったと気づけたことです。例えば、空気を吸うのは肺の仕事だと思っていたけれど、実際は横隔膜と肋間筋が胸腔を広げることで肺に空気が“入っていく”。運動時に息が上がるのも、肩まわりや腹筋といった補助呼吸筋が総動員されているからで、身体がどう頑張っているのかイメージしやすくなりました。また、肺胞がテニスコート半面分もの表面積を持っていて、0.25秒以内に酸素を取り込んでいると知ると、自分の体が毎秒どれだけ繊細な調整をしているかが急にリアルになります。 読んでいて特に響いたのは、呼吸が「意識すればうまくできるもの」というより、「そもそもこういう仕組みで動いている」と理解することで、余計な力みが抜けていく感覚です。腹式か胸式かで迷うより、自分の横隔膜がどう動いているのかイメージできるだけで呼吸の質が変わる人もいると思います。 身体の仕組みを知ると安心するタイプの人、運動中の呼吸がいつもうまくいかない人には特に刺さる本です。読んで終わりではなく、日常の「息をする」という当たり前が少し丁寧になる一冊でした。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

生命活動の根源ともいえる「呼吸」。人は一生の間に20億回「呼吸」をするといわれています。 そもそも「呼吸」とはなにか? 体はどのように酸素を取り込み、それを体のすみずみにまでに運ぶのか? さらに酸素はどのように細胞で消費され再び肺胞に送られた二酸化炭素はどのように酸素と交換されるのか? 「換気」の仕組みやからエネルギー代謝の方法など、その驚異のメカニズムを「呼吸」の研究の第一人者として知られる著者が徹底解説します。 まず、安静時の呼吸をもとに、生命活動を支えるそのメカニズムを解説。さらにランニングなどの運動時の呼吸をさまざまなデータをもとに精緻に解説していきます。ランニング開始時になぜ呼吸が苦しくなるのか? ランニングのリズムと呼吸のリズムは同調したほうがいいのか? など、さまざまな呼吸への疑問も解決していきます。 その他にも、今大人気のヨガの呼吸とはなにか? 空気の薄くなる登山における呼吸とは? さらには「間合い」とよばれる格闘技での呼吸とは何か? など運動種目別の呼吸のおもしろさも紹介。 そして、近年、話題となっている「呼吸」とメンタルの関係についてさまざまな研究をもとに考察しながら、「リラックス呼吸法」を紹介ていきます。 昨年からのコロナ禍でも注目されている「呼吸」、その基礎の基礎から最新研究やその応用まで、この一冊で「呼吸」のすべてがわかります。
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