
LOH症候群 (角川新書)
堀江 重郎
KADOKAWA / 2021-11-10
この本について
最近、なんとなく集中が続かなかったり、仕事に気持ちが乗らなかったりして、自分でも理由がよくわからないまま過ごしてしまうことがあります。年齢のせいと言い切るには早い気もするし、気合いでなんとかする話でもない。そんなモヤモヤに向き合うとき、この本の視点がけっこう役に立ちました。 刺さったのは、調子が落ちる背景に「生活習慣」だけでなく「環境や人間関係」まで含めて説明してくれるところです。たとえば在宅勤務でオン・オフが消えていくと、ストレスが強くなくても長時間労働だけで心がすり減りやすい話。あるいは、仕事の目標を高く設定しすぎて達成できなかったとき、気づかないうちに自分を責め続けてしまう心の癖。こういう“具体的な負担の積み重ね”が、落ち込みや焦りにつながる仕組みとして語られるのが腑に落ちました。 さらに面白いのは、気持ちの浮き沈みが「心」だけの問題ではなく、食事や運動といった日常の行動で変わっていくというところです。肉や炭水化物をきちんととるとか、20秒だけ全力で動く運動を取り入れるとか、極端な方法ではなく、いまの生活に少し足すだけでいいものが多い。仕事ばかりで気持ちが硬くなりがちなとき、こういう“戻しやすい”習慣の話はありがたいです。 仕事に追われて気づいたら心の余裕がなくなっていた人、在宅での孤立感や長時間労働がじわじわ効いている人には、とくに響くと思います。自分を立て直すための視点を、無理なく拾える一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの35%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要





