
われわれは仮想世界を生きている AI社会のその先の未来を描く「シミュレーション仮説」
リズワン・バーク, 竹内薫, and 二木夢子
累計読者数4
平均ハイライト数 24件/人
推定読了時間 約8時間10分
star総合評価 65/100
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この本について
日々生きていて、「目の前の現実って、本当に“そのまま”存在してるのかな」とふと立ち止まる瞬間があると思います。忙しいのに判断だけは求められて、でも世界のしくみそのものはよくわからない。自分も同じように迷っていて、この本に触れたとき少しだけ視界が広がった感覚がありました。 『われわれは仮想世界を生きている』は、突飛な話に見えて、実は量子物理やコンピューターの最適化といった“現実の理屈”から組み立てられています。抜粋にもあるように、観測しないと現実が決まらないとか、確率が収縮して一つの結果になるとか、聞けば聞くほど「世界ってこんな曖昧さで動いてたのか」と肩の力が抜ける瞬間があるんですよね。自分の認識が世界の確定に関わっている、という視点は、日常の判断にも妙にフィットします。 もうひとつ、この本が面白いのは、宗教や神話的な概念を“機能”として扱っているところです。天使の記録やカルマの仕組みを、もしゲーム的なアルゴリズムだとしたらどう見えるか。こういう視点に触れると、善悪とか因縁とか、ふだん重く受け止めすぎていたものが実装として理解できて、少しだけ扱いやすくなるんですよね。 「世界の成り立ちを知りたいというより、自分の立ち位置を整理したい人」に向いている本だと思います。現実の“見え方”を少し変えたいときに、静かに効いてきます。
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出版社による紹介
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