
ヘーゲル哲学に学ぶ 考え抜く力 (光文社新書)
川瀬 和也
光文社 / 2022
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この本について
最近、判断に迷ったときに「どこまで考えればいいんだろう」と立ち止まることが増えていました。情報は多いのに、腹落ちする結論にはなかなか届かない。焦る気持ちのまま動くと、あとで「早まったな」と思うこともある。そんなときに読んで、思考の足場を作り直してくれたのがこの本でした。 特に効いたのは、考え抜くとは“結論の出ない苦しみに耐えること”だという視点です。知識や要領の良さより、粘りの姿勢が大事だという指摘は、日々の判断疲れに少し余白をくれます。また、ヘーゲルが「自分だけ」でも「社会だけ」でもなく、その両方を見て規範を考えようとした話は、仕事でも私生活でも「自分の意見と周りの期待のどちらを優先すべきか」で迷う場面にそのまま使えました。相互承認の考え方も、周りに合わせすぎる危うさまで含めて説明してくれるので、単なる「みんなの意見を参考にしよう」で終わらないのがありがたいところです。 自分の価値観と社会の基準のあいだで揺れがちな人、すぐに答えを出そうとして余計に混乱しがちな人には、静かに効く一冊だと思います。
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多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの38%が集中しています。
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出版社による紹介
「考え抜く力」は人生100年時代の「社会人基礎力」である。19世紀ドイツのヘーゲル哲学が、21世紀のビジネスに効く理由とは?
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