
アポ率3%を確実に超えるテレアポの教科書
笹田 裕嗣
この本について
テレアポって、慣れればうまくいくものだと思っていたのに、実際は「担当者につながらない」「不要と言われて終わり」「そもそも会話が続かない」といった壁に何度もぶつかりますよね。自分もそうで、断られ続けると話し方が悪いのか、商品が悪いのか、そもそも自分が向いていないのかよくわからなくなる時期がありました。 この本が刺さるのは、その“わからなさ”を言語化してくれるところです。たとえば「担当者につながらない理由は4つしかない」という割り切り方は、無駄な反省を減らし、やるべき行動をはっきりさせてくれます。さらに、断られた相手への返し方が型として示されていて、感情論ではなくロジックとして「なぜその言葉を使うのか」が整理されています。読者が保存している抜粋に丁寧な感謝の言い回しが多いのも、著者が“返報性”を営業の中心に置いているからで、押し売りとは真逆のアプローチなのに、だからこそ相手が耳を傾けてくれる実感があります。 もう一つ個人的に助かったのは、テレアポを「日程調整の電話」ではなく「ショートプレゼン」として捉える視点でした。切られる前提でどう価値を渡すかを考えると、こちらの言葉選びが変わりますし、相手の“面倒くささ”を超える理由をつくることが、結局アポ率に直結するんだと腑に落ちました。 テレアポが苦手な人というより、「せめて納得して断られたい」「行動の基準だけでも持ちたい」と感じている人にほど届く一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第10章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの37%が集中しています。
読書の順序
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