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子どもが面白がる学校を創る 平川理恵・広島県教育長の公立校改革

子どもが面白がる学校を創る 平川理恵・広島県教育長の公立校改革

上阪 徹

日経BP / 2022-03-11

累計読者数3
平均ハイライト数 12件/人
推定読了時間 約3時間16分
star総合評価 48/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 28%

この本について

学校って、仕組みとしては整っているはずなのに、現場はなぜか変わらないまま…そう感じたことがある人、多いと思います。頑張っている先生も子どももいるのに、空気だけが重くて、何を変えればいいのかも見えない。私自身、教育に限らず組織の“止まってしまう感じ”にモヤモヤしてきました。 この本を読むと、広島の公立校が実際にどう変わっていったのかが、地に足のついた形で見えてきます。派手なスローガンではなく、挨拶や掃除といった基本を整えるところから始まる変化。図書館をリニューアルしたら子どもが自分で本を探し始める、といった具体的な動き。内申を極力なくす入試改革や、自由度の高い学びの場を作ることで、不登校が減るという“社会の空気が変わる瞬間”も丁寧に描かれています。 読んでいて思ったのは、教育長や校長がすごいことをやった、というよりも、「子どもたちにとって本当に必要なことは何か」をひたすら問い直す姿勢が、組織全体の思考まで変えていくという点でした。若い職員にその場で意見を聞く、原稿文化をやめる、といった小さな風通しから、未来の学校の姿を15年スパンで考えるような大きな視点まで、両方が積み重なっていく感じです。 現場で変化を起こしたいけれど、どこから手をつければいいかわからない人。あるいは、理想と制度の間で挟まれて動けなくなっている人。そういう人に、静かに効いてくる一冊だと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

平川理恵 広島県教育委員会教育長 結局、誰のために、何をやっているのか、なんですよ。教育委員会の仕事のすべては、子どもたちのため、ですよね。だから、それを問わないといけないと思ったんです。それは本当に子どもたちのための仕事ですか、と。 安宅 和人 慶應義塾大学環境情報学部教授/ヤフーCSO(チーフストラテジーオフィサー) 胸にグサグサくる言葉の連打。変革に興味のある人も、価値ある未来を生み出したい人も、教育・人づくりとは何かについて考えたい人も、みんなこの一冊をまず手に取るべき。 西山 圭太 東京大学未来ビジョン研究センター客員教授/経営共創基盤シニア・エグゼクティブ・フェロー DXとAIが決定的な変化を起こす時代。その未来につながる教育とは。リーダー次第でそれはいま実現可能だと示す。経営者や人事担当者にも推薦の書。 公立校だって、やればできる! 民間女性を教育長に招請 ――教育のカルチャーを変える 「異学年集団」による学習 ――学びの選択肢を増やす 国際バカロレア認定校 ――突き抜けた学校を建てる 専門高校をアップデート ――地元を担う人材を育てる 図書館をリニューアル ――子どもの意欲が高まる 内申書の見直し ――子どもを縛り付けない スペシャルサポートルームの設置 ――不登校を減らす
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