
生物を分けると世界が分かる 分類すると見えてくる、生物進化と地球の変遷 (ブルーバックス)
岡西政典
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star総合評価 48/100
start序盤集中型
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この本について
仕事でも日常でも、ものごとを「どう分けるか」でいつも迷う瞬間があります。似ている案件を同じと見なしていいのか、全然違うものとして扱うべきなのか。判断基準が自分の中で揺れると、モヤモヤがずっと残るんですよね。 この本を読んで少し楽になったのは、「分ける」と「まとめる」は同時に起きている、という視点をもらえたことでした。バスケットボールとアメフトボールの例のように、対象が二つだけだと判断できない。三つ以上を比較して初めて、似ているもの同士をまとめ、違うものを分けられる。その考え方が、仕事の分類作業にもそのまま繋がっていきました。また、分類には必ず“揺らぎ”や“混乱”の時期があるという話も、思い通りに整理できない自分を責めなくていい理由になりました。検証を繰り返してやっと形になるというのは、どの仕事も同じだと思います。 生物分類という一見遠いテーマですが、著者が自然界のパズルを組み立てるように生物を位置づける姿を追っていくと、「自分の認識の癖」まで見えてきます。物事を分けたいのにうまく言語化できない人、判断基準を持ち直したい人にとっては、静かに効く一冊だと思います。
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