
流山がすごい(新潮新書)
大西康之
累計読者数12
平均ハイライト数 15.8件/人
star総合評価 54/100
start序盤集中型
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この本について
仕事の場でも地域のことでも、「わかってはいるけど、動けない」と感じる瞬間ってけっこうあります。頭の中であれこれ理由を並べてしまって、気づけば“評論家”側に立っていたりして。自分でもその感覚にモヤっとすることがあるんですが、『流山がすごい』を読むと、その停滞感に少し風が通るんですよね。 この本の面白さは、特別なカリスマが突然街を変えたわけじゃなく、「当事者として一歩動く人」が点のように現れて、それが線になっていく過程が淡々と描かれているところです。たとえば、行政側が「無理だよ」と言いそうな提案に対して、どうやれば実現できるかを一緒に考えて動いた人がいたり、子育てしながら働きたい人が「じゃあ流山で起業しよう」と発想をひっくり返したり、100万円の小さな取り組みを100個積むような姿勢があったり。どれも派手ではないけれど、読む側の感覚をほんの少し前に押してくれる力があります。 特に刺さるのは、「批評家にならず当事者になる」というリクルート流のスタンスが、行政にも市民にも共通していたこと。街づくりの話ではあるんですが、会社やチームの停滞をどう動かすかを考える時にもそのまま応用できる視点が多いです。自分の生活圏や職場で「誰かがやってくれないかな」と感じている人には、ちょうど良い温度で背中を押してくれる一冊だと思います。
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出版社による紹介
6年連続人口増加率全国トップで脚光を浴びる千葉県流山市の魅力と秘密を、気鋭の経済ジャーナリスト(同市在住30年)が徹底取材。
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