
哲学な日々 考えさせない時代に抗して
野矢茂樹
講談社 / 2015-10-27
累計読者数6
平均ハイライト数 22.3件/人
推定読了時間 約2時間22分
star総合評価 55/100
bookmarkリファレンス型
check_circle推定完走率 15%
この本について
仕事でも日常でも、目の前のことをこなすだけで精一杯になって、「考える時間」がどんどん削られていく感覚ってありませんか。効率ばかり求められる中で、視野が狭くなっている気はするのに、立ち止まる余裕がない。そんなときにこの本を読むと、少しだけ呼吸が深くなるような感覚がありました。 野矢さんは、派手な答えをくれるわけではありません。ただ、「分からないものをそのまま抱えること」や「問いが生まれるまで待つこと」を、実際の生活の中の姿として描いてくれる。例えば、知の欲望は対象が見えないからこそ消しにくい、という話。あれを読んで、自分がずっと抱えていた焦りの正体が少しわかった気がしました。また、「根拠のない自信」が坐ることで育っていくという描写も、努力とか成果とは別の場所に自分を置き直す視点をくれます。さらに、論理的に書くとは読者と対話することであり、接続表現で道筋を示すことだという指摘も、仕事の文書にそのまま効きました。 派手さはないけれど、思考の筋肉をゆっくりストレッチしてくれる本です。急かされる毎日の中で、一度立ち止まりたい人に刺さると思います。
analytics
読書インサイト
ハイライト密度
開始終了
多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの31%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
自分のこと、社会のこと、国のこと、世界のこと……、考えなくてはいけないのに、考えようとすると、どう考えたらいいかわからなくなって、前に進めない。考えあぐねてしまう。――こんな時代だからこそ、哲学者は、しかつめらしい言葉を使わずにこの本を書きました。人生で一番大切なものは何か、どうして自殺をしてはいけないのか、など、むずかしいけど、私たちが気になって仕方ない問題からも逃げずに、向き合います。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
無料ではじめる
クレジットカード不要








