
感情戦略
ブリアンナ・ウィースト and 松丸 さとみ
日経BP / 2023-01-07
この本について
最近、感情に振り回されて行動が止まったり、「やればいいのにできない」自分にうんざりしたりしませんか。頭では分かっているのに、なぜか体がついてこない。僕も仕事で同じところをぐるぐる回ってしまう時期があって、「気持ちが整えば動けるはずだ」と思い込んでいました。でも、どうやら順番が逆だったようです。 『感情戦略』を読んで腑に落ちたのは、感情を抑え込むのでも流されるのでもなく、「これは直観なのか、ただの不安なのか」を見分けて扱う技術が必要だということでした。例えば、やれば前に進むのに体が動かないとき、それは怠けではなく抵抗の正体をまだ言語化できていないだけだったりします。感情そのものよりも、その裏で何を守ろうとしているのかに耳を傾けると、次の一歩がはっきりしてくる感覚がありました。行動が先で、モチベーションはあとからついてくるという視点も、僕にはかなり現実的でした。 この本は、劇的に人生を変える魔法というより、「自分を前に進めるうえで邪魔になっている感情のクセ」を静かにほどくための道具に近いです。特に、変わりたいのに足がすくむ人、よく分からない不安にいつも気力を奪われる人にはかなり刺さると思います。 もし今、感情と行動のギャップに疲れているなら、一度この本の視点を借りてみると、少しだけ動きやすくなるはずです。僕もまだ迷いながらですが、その迷い方が前より健全になった気がしています。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの25%が集中しています。
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