ヨムナビ
徳川家康 弱者の戦略 (文春新書)

徳川家康 弱者の戦略 (文春新書)

磯田 道史

文藝春秋 / 2023-02-17

累計読者数4
平均ハイライト数 8.8件/人
推定読了時間 約1時間54分
star総合評価 44/100
bookmarkリファレンス型
check_circle推定完走率 19%

この本について

仕事でも人間関係でも、「ちゃんとやってるつもりなのに、いざという時に味方が減っていく気がする」という不安ってありますよね。自分のやり方が強引すぎるのか、それとも踏み込みが足りないのか。正解がわからないまま、場当たり的に動いてしまう感じ、僕もずっとありました。 『徳川家康 弱者の戦略』を読んで刺さったのは、家康がしぶとく生き残れた理由が「強いから」ではなく、「人や状況との距離感の取り方が異常にうまいから」だとわかるところです。抜粋にもあるように、危機のときに家臣が離散しない組織をどう作るかを考え続けたり、敵からでも学べる部分は迷わず吸収したり、むやみに戦うのではなく棲み分けを優先したり。やっていることが、現代の小さなチーム運営やキャリアの選択に驚くほど重なります。 特に、史実だけでなく「尾ひれも含めた人々の認識」を手がかりにする視点は、自分の周りの空気を読むときにも効きました。実際に起きたことだけを見ると判断を誤るけれど、人がどう受け取ったかまで含めて初めて状況がわかる、という感覚です。 天才型の信長・秀吉に振り回され続けた家康が、それでも折れずに自分のペースで進み、気づけば最も長く続く仕組みを作った。その背景が丁寧に描かれていて、「無理に尖らなくてもいいけど、学び続けて整えていけばちゃんと強くなれる」と思わせてくれます。 派手な逆転より、じわじわ積み上げたいタイプの人に刺さる一冊です。

この本に似ている本

すべて見る arrow_right_alt

磯田 道史の他の作品

すべて見る arrow_right_alt
書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

徳川幕府が250年隠してきた真実を暴く! 信長、信玄、そして秀吉。圧倒的な強者を相手にしてきた家康はつねに「弱者」だった。それがなぜ天下人となったのか? そこには弱者だから取り得た戦略、ライバルからの旺盛な「学び」があった。第一人者が家康の実像に迫る。 はじめに——家康はどうしたのか! 第一章 「境目の土地」三河という運命 第二章 信長から学んだ「力の支配」とその限界 第三章 最強の敵・信玄がもたらした「共進化」 第四章 二つの滅亡 長篠の合戦と本能寺の変 第五章 天下人への道
library_books似た本をもっと見るmap書籍マップで探すroute読書パスガイドauto_awesomeAI診断で次の1冊を探す

読んだ内容を、もう忘れない。

BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。

無料ではじめる

クレジットカード不要