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磯田道史と日本史を語ろう (文春新書)

磯田道史と日本史を語ろう (文春新書)

磯田 道史

累計読者数4
平均ハイライト数 25.8件/人
star総合評価 66/100
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この本について

仕事や日常で、「自分の考えって、どこまで歴史に引きずられているんだろう」と感じる瞬間がありませんか。組織の意思決定がうまくいかなかったり、身内論理にモヤッとしたり、あるいは“伝統だから”で片付けられる場面に違和感を覚えたり。こういうとき、今の問題だけを見ていても整理がつかないことが多いんですよね。 『磯田道史と日本史を語ろう』は、そんな行き場のないモヤモヤに、ひとつ深い視点を足してくれる本でした。奇襲を美化した結果、後の軍事判断にまで影響が残ってしまった話や、武士社会の内婚が数百年の単位で遺伝にどう影響したかという視点、さらには靖国や参謀本部の成り立ちにある「装置」としての合理性など、歴史の裏にあった“現実のメカニズム”が淡々と語られます。どれも、現代の組織や社会の癖を考えるときに、そのまま地続きで効いてくる感覚があります。 特に、外の基準で説明できないものは疑ってみるべき、という指摘は、今の職場での迷いにも直結するところでした。歴史という大きなスパンで見ると、今の違和感の原因が少しだけ言語化できるんですよね。過去を神話にせず、ただ人間の営みとして淡々と辿るからこそ、こちらの気持ちも過度に煽られずに済むのもありがたいところです。 歴史を“評価”より“手がかり”として読みたい人に刺さる一冊だと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

日本史を語らせたら当代一の磯田氏が、各界の達人と繰り広げる歴史談義。日本人の起源から昭和の戦争まで、目からウロコの連続です。
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