
脳が強くなる食事~GENIUS FOODS~
マックス・ルガヴェア, 御舩由美子, and ポール・グレワル
かんき出版 / 2023-02-22
この本について
食事のことって、一応気にしているつもりでも「これって本当に脳にいいのか? なんとなく不調なのは歳のせい?」とモヤっとする瞬間があると思います。僕も同じで、なるべく健康的に食べているつもりなのに頭が冴えない日が続いた時期がありました。そこで読んだのが『脳が強くなる食事』でした。 この本が面白いのは、「特定の栄養素を足せば全部解決」という話ではなく、現代の食生活全体がどんなふうに脳の働きを鈍らせているかを、かなり具体的に説明してくれるところです。たとえば多くの人がオメガ6を過剰に摂りすぎて、脳の膜のバランスが崩れていること。逆にオメガ3をしっかり取ると受容体の働きが戻って、思考のキレまで変わる可能性があること。あるいは、マグネシウムやビタミンDの不足が地味に認知機能に効いてくること。どれも抽象論ではなく「じゃあ明日からどうするか」がイメージしやすいのがありがたかったです。 読んでいて特に刺さったのは、加工油脂や穀物油の影響がゆっくり蓄積していくという指摘でした。僕自身、調理用の油を変えるだけで日中のだるさが減った実感があったので、「ああ、やっぱり」と妙に腑に落ちたんですよね。アボカドや良質なオリーブオイルがなぜ脳に効くのかという説明も、感覚ではなく仕組みで理解できるので、食べ方を変えるハードルが一気に下がります。 仕事のパフォーマンスが理由もなく落ちている気がする人、気持ちの波が読めない人、そして「食事でそんなに変わるの?」と半信半疑な人ほど刺さる本だと思います。僕もまだ試行錯誤中ですが、少なくともこの本のおかげで“何をどう変えると脳が楽になるのか”が見えるようになりました。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの40%が集中しています。
読書の順序
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脳のスペックを最大化する食事
広川 慶裕

この食事で脳が若返る
白澤 卓二

「いつものパン」があなたを殺す―――脳を一生、老化させない食事 (三笠書房 電子書籍)
デイビッド・パールマター, クリスティン・ロバーグ, and 白澤 卓二

脳の寿命を延ばす「脳エネルギー」革命~ブドウ糖神話の崩壊とケトン体の奇跡~ (光文社新書)
佐藤 拓己

世界の最新メソッドを医学博士が一冊にまとめた 最強脳のつくり方大全 (文春e-book)
ジェームズ・グッドウィン and 森嶋 マリ
書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
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