
孤独になることば、人と生きることば
中川 瑛
扶桑社 / 2023-03-29
累計読者数5
平均ハイライト数 9件/人
推定読了時間 約2時間54分
star総合評価 49/100
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この本について
人と関わるとき、相手の言葉がただ重く感じてしまったり、頼られただけなのに「責められている」と受け取ってしまうことってありませんか。頭ではもっと丁寧に向き合いたいのに、しんどさが先に立って、つい逃げたり、逆に相手を追い詰めたりしてしまう。そのあとで自己嫌悪だけが残る、あの感じです。 この本が刺さるのは、そんな「自分でもよく分かっていない反応」に光を当ててくれるところだと思います。依存行動に逃げるときの心の仕組みや、相手のNOにどう向き合うか、あるいは「信じられなくても、とりあえず行動を変えてみる」という地に足のついたヒントが、どれも現実的です。読んだあとすぐ人格が変わるような派手さはないけれど、「あ、こういうとき自分はこう解釈してたんだな」と気づけるだけでも、人との距離感が少し変わっていくはずです。 特に、相互性の話はぐさりと来ました。相手には全部受け止めてほしいのに、自分は相手の全部を受け止める気がない。その矛盾を抱えたままでは、どれだけ関係を繰り返しても同じところでつまずく。これを責めるでもなく、ただ「じゃあここからどう言葉を作るか」を一緒に考えてくれるような感触が、この本にはあります。 自分の反応の癖に気づきたい人、同じ失敗を繰り返してしまう理由を静かに知りたい人には、とても向いている一冊です。
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出版社による紹介
人と生きていきたいのに、孤独になってしまう。 人はいずれみんな自分を捨ててしまう。 自分は誰にも愛されない。 そんな孤独への不安に苦しんでいる人へ、人間関係のパターンを「ことば」の観点から徹底解剖。 人間関係を改善する鍵は、言語化にあった。 ・自分なりに一生懸命関わっているつもりだったのに、相手から離れられてしまう ・重たい話し合いからはいつも逃げてしまっているうちに、愛想を尽かされた ・よくしていたつもりだったのに陰で悪口を言われていた ・教育熱心のつもりだったのに、気づけば子どもに憎まれて連絡を断たれた ・パートナーが家を出て行ってしまって、離婚を望まれている ・約束したことを何度も守れず、信用を失ってしまった ・友達と何かトラブルがあった時に仲直りができずに関係が終わってしまう ・職場で自分の相談なく部下が辞め、精神的な問題を抱え、責任を問われている ・我慢を重ねていきなり爆発して怒鳴ったり物を投げてしまうのをやめられない ・長い人付き合いがほとんどなく、自分からいきなり関係を切ってしまう などなど…… 本書は、このような人間関係の悩みを解消する処方箋となるでしょう。
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