
ビジネスケアラー 働きながら親の介護をする人たち (ディスカヴァー携書)
酒井穣
ディスカヴァー・トゥエンティワン / 2023-07-21
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推定読了時間 約2時間43分
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この本について
親の介護について、どこかで「まだ先だろう」と思いながら、仕事との両立を想像すると胸の奥がざわつく人は多いと思います。自分はその感覚にずっと蓋をしてきたのですが、現実に触れる場面が増えるほど、「そもそも介護って何を支える行為なんだろう」と途方に暮れることがありました。 この本は、そのモヤモヤを力技で解消するというより、介護を取り巻く前提を静かにひっくり返してくれます。例えば、自立とは「誰にも頼らず生きること」ではなく、「依存先を分散させること」だという指摘は、介護される側だけでなく、働く私たち自身にも刺さります。仕事に全ベットしてきた生き方が、一度に揺さぶられる理由が初めて腑に落ちました。また、介護は要介護者を無力化する行為ではなく、残っている力をどう活かすかという視点で見直すべきだという話も、実際の場面を想像すると変に力が抜けます。さらに、親が元気なうちに人生の背景を聞いておくべきだというくだりは、感傷ではなく、将来の自分を守るための“具体的な準備”として語られているのが印象的でした。 介護を避けたいテーマとして遠ざけてきた人ほど、この本の言葉が静かに効いてきます。仕事中心の生き方に少しでも違和感がある人に届くと思います。
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出版社による紹介
迫りくる2025年問題 働き盛りの介護リスク、どう備えますか? 岸田政権「骨太の方針2023」にも入った「ビジネスケアラー」問題に迫った1冊 「ビジネスケアラー」とは「働きながら介護をする人」「仕事と介護の両立をする人」の意味です。 ・すでにビジネスケアラーは8人に1人(50~54歳) ・2025年以降、団塊世代800万人に要介護者が急増 ・介護の予測コストは1人約1200万円 ・介護期間は約10年(男性8.7年/女性12.1年) ・少子化、共働き化で家族介護の担い手不足 ・介護離職が「増える」と回答の企業71% 少子高齢化が進む日本で、「仕事と介護の両立」問題は、 個人の問題であるとともに、日本社会全体の問題でもあります。 仕事と介護の両立支援サービスのトップ企業、 株式会社リクシスCSO酒井穣氏が、 「ビジネスケアラー」問題について今後の指針を示します。 「そろそろ親の介護が…」という人はもちろん 経営者・管理職・人事担当者も必見! <目次> 第1章 ビジネスケアラーの新・常識 第2章 仕事と介護はこう両立させる 第3章 介護と肯定的に向き合う 本書は2018年1月に小社より出版された『ビジネスパーソンが介護離職をしてはいけないこれだけの理由』を大幅に加筆修正した新版です。
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