
自分の小さな「箱」から脱出する方法~人間関係のパターンを変えれば、うまくいく!
アービンジャー・インスティチュート, 冨永星, and 金森重樹
PHP研究所 / 2014-05-30
この本について
人と接していて、「なんであの人はあんな態度なんだろう」とか、「自分ばかり気を使っている気がする」とか、そういう小さな引っかかりが積み重なることってありますよね。相手が原因に見えるけど、自分の見え方そのものがゆがんでいる時もあるのかもしれません。少なくとも、僕はそういう場面が多かったです。 この本が面白いのは、相手をどうにかしようとする前に、「自分が何に背いているのか」を静かに見つめさせてくれるところです。たとえば、本来やるべきだと感じたことをスルーした瞬間に、自分を正当化するためのストーリーが勝手につくられ、相手が問題に見えてくる。この“視点のねじれ”に気づくと、同じ会議でも、同じ家の中でも、見えるものがちょっと変わります。 また、箱の中にいる時ほど、人を変えようとしたり、距離を置こうとしたり、やたらとテクニックに走ったりしてしまう。でもそれってほとんど意味がない。ただ、自分が相手をどう見ているかを整えるだけで、状況が動き出すことがある。これは読んでみないと掴みにくい感覚かもしれませんが、僕には妙に腹落ちしました。 人間関係で「相手の問題に見えるけれど、本当は自分の見方が固まっているだけかも」と思ったことがある人には、静かに刺さる一冊だと思います。
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ハイライト密度
多くの読者は第5章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの15%が集中しています。
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