
「ひとりが好きな人」の上手な生き方 内向型が力を発揮するための実践的エクササイズ
ティボ・ムリス and 弓場隆
ディスカヴァー・トゥエンティワン / 2023-09-22
この本について
人と話すときに気を張りすぎたり、会議で黙っている自分に落ち込んだり、パーティーにいても「早く帰りたい」と思ってしまったり。内向型の人なら、こういう場面に心当たりがあると思います。僕も同じで、「このままじゃだめなのかな」とモヤモヤし続けていました。 この本が助けになるのは、無理に外向型へ寄せようとしないでいいところです。たとえば、雑談が苦手でも、一対一の深い話ならむしろ得意という視点。相手の価値観がわかるような質問を一つだけ用意しておくと会話が変わる、という実践的な工夫もあります。さらに、早く帰りたいときは帰っていいし、外向的な友人を「広報担当」にするのも立派な戦略だと教えてくれる。内向型であることを前提に、現実的にどう動くと楽になるかが書かれているのがありがたいところです。 特に刺さるのは、「ひとりでいる時間があるからこそ、根気や集中という強みを発揮できる」という視点でした。黙って考える時間を欠点ではなく、成果につながる力として扱っていいんだと気づけます。 静かに力を発揮したい人に向いている一冊です。自分の性格を変えるのではなく、生かすための小さな工夫がほしいときに、そっと背中を押してくれます。
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