
REAPPRAISAL(リアプレイザル)
内田 舞
実業之日本社
累計読者数19
平均ハイライト数 8.8件/人
推定読了時間 約2時間19分
star総合評価 51/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 25%
この本について
最近、「不安を感じる自分は弱いのかも」とか、「嫌なことがあった時に、どう気持ちを処理したらいいのか分からない」と相談されることがよくあります。僕自身も、ネガティブな感情が一気に押し寄せて、どうにもならない日があります。そんな時に救われたのが、この本でいう“再評価”という視点でした。 この本がありがたいのは、ポジティブ思考を押しつけてこないところです。まずネガティブをそのまま受け取り、その感情の背景にある考えや経験を静かにたどっていく。「無理やり変えるんじゃなくて、自分のペースで向きを変える」という態度が全編に流れています。例えば、完璧さに縛られている時に「80点で十分な場面の方が多い」という具体的な視点を示してくれたり、状況が変わらなくても「自分が正しいと思う行動を選んだ経験」が長期的に自尊心を守ることを教えてくれたりします。さらに、どうにもならない環境に置かれた時でも「コントロールできる部分」を見つけにいく小さな視野の切り替え方も丁寧に語られていました。 感情に振り回されやすかったり、つい自分を責めがちな人ほど、静かに効いてくる本です。僕にとっては「感情を押さえつけるのではなく、扱い方を学ぶ」という実感をくれました。そんな実践的な優しさを求めている人に届けばいいなと思います。
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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
ハーバード大学医学部准教授の著者(小児精神科医/脳神経科学者)による、”今よりもきっと楽に生きられる思考法”「リアプレイザル(Reappraisal)」の解説書。 本書で解説する「リアプレイザル(Reappraisal)」は、科学的根拠のある心理療法である「認知行動療法」の中の対処法の一つです。 それは「嫌な感情を覚えた際に、それをできるだけよい感情に変えていく」方法です。 不安・恐怖・緊張・焦燥など、さまざまな感情のコントロールに有効であることが多くの研究からわかっています。 ――――― ★「生きにくい」と感じている、すべての人へ 〇脳はなぜ不安や恐怖を感じるのか 〇感情に支配されないためにできること 〇「認知の歪み」の種類と対処法 〇自己肯定感を高める「内的評価」の育て方 ハーバード大学医学部准教授・脳神経科学者が科学的に解き明かす「脳」の仕組みと「感情」のメカニズム ――――― 第1章 課題の発見 ・なぜ脳は不安を感じるのか? ・不安の正体とは? ・ポジティブ/ネガティブ思考は生まれつき? ……etc. 第2章 解決の手法 ・再評価とは――感情に支配されない自分を作る ・メタ認知と客観視 ・「認知の歪み」の種類 ……etc. 第3章 レジリエンスを育てるために ・誹謗中傷から心を守る「エンパシー」「昇華」「他愛」「ユーモア」 ・セルフコントロールできない状況での再評価――人間関係に悩んだら ・内的評価を育む――アスリートから学ぶ再評価 ……etc. 第4章 メンタルヘルスが崩れたときに ・ストレス症状や心の病気のサインに気づくことの大切さ ・メンタルヘルスと「孤独」の関係について ・恐れや不安の裏返し?――怒りとメンタルヘルスの関係 ……etc. 第5章 揺れ動く社会と再評価 ・日常に潜む小さな攻撃――マイクロアグレッション ・「元気そうなのに詐病じゃないか」――メンタルヘルスへの無意識の偏見 ・積極的に逃げてもいい――ガスライティングに気づく ……etc.
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