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ブランド・パワー ブランド力を数値化する「マーケティングの新指標」(MarkeZine BOOKS)

ブランド・パワー ブランド力を数値化する「マーケティングの新指標」(MarkeZine BOOKS)

木村 元

翔泳社 / 2023-12-22

累計読者数12
平均ハイライト数 55.9件/人
推定読了時間 約5時間29分
star総合評価 77/100
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この本について

マーケの仕事をしていると、「うちのブランドって、結局どこが弱いんだ?」みたいなモヤモヤがずっと残りませんか。広告を出しても手応えがあったりなかったり、競合と比べて何が効いているのかも判然としない。それでも数字は追わないといけないから、結局は場当たり的に回してしまう。僕自身もずっとそのループにいました。 この本が助けてくれたのは、ブランドの“現状”をちゃんと見える化できるようになったことです。認知の「量」と「質」を分けて考えるだけでも、どこから手をつけるべきかが急にクリアになるし、助成想起・純粋想起・想起集合といった指標で自社と競合を並べてみると、ボトルネックが思っていた場所と違うことがよくあります。さらに、POPsとPODsを全部揃えようとしなくていい理由が腹落ちすると、ブランドイメージづくりの迷いが少し軽くなります。どの強みを伸ばすのが現実的なのかを、数字を軸に判断できるようになるからです。 個人的に一番効いたのは、売れているから大丈夫、という思考をやめられたことでした。戦略で狙った層と実際の購買層がズレていないかを定期的に確認しないと、いつか必ず頭打ちになるという指摘は、耳が痛いけれど現実的です。四半期ごとにブランド・パワーで状態を診断する習慣を作るだけでも、施策の良し悪しを落ち着いて振り返れるようになります。 「ブランドの伸び悩みの理由を、感覚ではなく構造で理解したい人」に沁みる本だと思います。僕みたいに日々の施策で迷子になりがちな人ほど、救われる部分が多いはずです。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

ブランディングの効果検証を可能に ビジネスマンの9割が知らないマーケティングの新指標 ■ブランド・パワーとは ブランディングは効果検証に限界がある? 数値化できない? そんなことはありません。本書では、ブランドに対する“顧客認識の状態”を数値化し、他社と比較できる状態にしたスコアとして「ブランド・パワー」を提案。ブランド・パワーは、顧客による購買をゴールに据え、ブランドの“市場価値”ではなく、顧客から見たブランドの価値を上げていくためのKPIとなるものです。 ■本書のゴール:ふわっとしたブランディングから脱却せよ 本書では、高度な数学や統計学のスキルを要したり、難しいフレームワークを用いたりすることはありません。“科学”と言いつつ、“概念”どまりだったブランド論を実務に落とし込み、ブランディング活動を数値化&トラッキングする手法「Brand Power Analytics」を解説します。これは、ブランド規模の大小を問わず、どんな企業でも実践できるものです。 ■こんなマーケターにおすすめ ・中長期的にブランドを強くしていきたいと考えているが、ブランド戦略の描き方がわからない ・ブランド戦略はあるが、何がどう効いているのかわからない ・ブランディング施策のKPIとして「好感度」や「ロイヤルティ」を測っているが、売上と利益への貢献度はよくわかっていない ・以前のように広告が効かず、売上成長が頭打ちになっており、打開策が見つからない ・Howのマーケティング手法は多数取り入れているが、個別最適に留まり、ブランドそのものの成長を把握できていない ブランディングは概念ではなく、あくまでも手法である。 手法である以上は、達成するべき特定の目的(=売上と利益を上げる)があり、またそこにたどり着くための方法や手段が明確にある――(原文より) ■著者:木村元 2009 年ユニリーバ入社。約14 年間、LUXやDoveなどのブランド・マーケティングを経験。国内を中心とした360°のマーケティング戦略からグローバルのブランド戦略、製品開発まで幅広く従事。ロンドン本社にてDoveのブランド・マーケティングを担当し、グローバル全体のブランド戦略設計をリードした後、2020 年1月よりユニリーバ・ジャパンでDoveブランドを統括。2021年7月ユニリーバ・グループのラフラ・ジャパン株式会社 代表取締役に就任、あわせてユニリーバ・ジャパンのスキンケアカテゴリーを統括。2023 年5月に独立し、株式会社BrandismでB2BからB2Cまで幅広く経営とマーケティングのサポートを行っている。
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