
凡人でも「稼ぐ力」を最大化できる 努力の数値化
青笹 寛史
KADOKAWA / 2024-02-28
この本について
仕事の方向性がこれで合っているのか、自分の努力が空回りしていないか。このあたりのモヤモヤって、誰でも一度は抱えると思うんですが、読者の方が保存していた抜粋を見ていると、「何を頑張るべきか」がズレる怖さに敏感な人ほど、この本が刺さっている感じがありました。私自身も、作業量だけ増やして安心してしまう癖があるので、読んでいて耳が痛かったです。 この本が効くのは、まず「努力の方向」を具体的に描けるようになるところです。角度1度のズレが積み重なる怖さを示しつつ、ゴールを知っている人に素直に聞く、6〜7割で出してフィードバックをもらう、といった現実的な行動に落としてくれる。さらに、職場にいる時間は同じでも“努力している時間”は違うという指摘も、妙にリアルで、自分の1日の濃度を見直すきっかけになりました。選択肢をつぶす=覚悟、ではないという視点も、焦りや思い込みで判断しがちな人にはかなり効くと思います。 全体として、この本は「正しい努力に向かうための勘所」を淡々と教えてくれる内容で、やる気を煽るタイプではありません。むしろ、自分の現状をそのまま出し、学ぶ相手を決め、必要な努力を淡々と積む。そんな地味だけど強いスタイルを後押ししてくれます。仕事で成果を出したいけれど、どの方向に進めばいいのか迷いやすい人に特に刺さるはずです。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第5章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの19%が集中しています。
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