ヨムナビ
疑う力 (文春新書)

疑う力 (文春新書)

真山 仁

文藝春秋 / 2024-03-19

累計読者数4
平均ハイライト数 16件/人
推定読了時間 約2時間49分
star総合評価 43/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 10%

この本について

最近、何を選んでも「これでいいのか」と落ち着かないことが増えました。周りの空気を読みすぎたり、誰かの”正しさ”に合わせておけば楽だと分かっているのに、どこかで引っかかる。あの違和感を放置していると、自分が何を欲しているのかすら分からなくなる瞬間があります。 『疑う力』は、そのモヤモヤを無視しないための視点をくれる本でした。といっても、何か大きな答えが書かれているわけではなくて、「自分は本当に納得しているのか」を問い返す習慣を持つこと、そのためにまず自分の価値観をちゃんと育てること、という当たり前だけど忘れがちな部分を丁寧に扱っています。小説を読む理由を「噓がちりばめられているからこそ疑う練習になる」と語るところも印象的で、視点の鈍りをほぐす作業に近い感覚があります。 特に刺さったのは、「正しさの争いに巻き込まれるのは、不安の扱い方を間違えているからでは」という指摘です。嫉妬や焦りが強くなりやすい時代で、自分の立ち位置ばかり気にしてしまう人ほど、他人の基準に振り回されてしまう。そこでいったん立ち止まって、自分で考え、自分で選ぶ覚悟を持つこと。派手さはないけれど、現実的に効いてくるのはこういう視点だと思います。 「人は人、自分は自分」と割り切りたいのに難しい人、納得できないまま物事が進んでいくのがしんどい人には、静かに効く一冊です。

この本に似ている本

すべて見る arrow_right_alt

真山 仁の他の作品

すべて見る arrow_right_alt
書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

ベストセラー作家による特別講義 世の中で“常識”とされていることは、本当にそうなのか。 「資本主義が限界を迎えている」 「日本は分断されている」 「地球温暖化は悪」…… 累計発行部数270万部突破の小説「ハゲタカ」シリーズの著者と考える、現代の幸福論。 自分らしく生きるヒントが満載の特別講義。 目次 はじめに 第一章 ハゲタカ作家が語る幸せ論 第二章 分断された民主主義 第三章 「ミステリーの女王」を通して疑う力を養う 第四章 脱炭素社会におけるエネルギーのベスト・ミックス 第五章 正しい戦争とこれからの安全保障 第六章 未来への指針 おわりに
library_books似た本をもっと見るmap書籍マップで探すroute読書パスガイドauto_awesomeAI診断で次の1冊を探す

読んだ内容を、もう忘れない。

BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。

無料ではじめる

クレジットカード不要