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ロッキード (文春文庫)

ロッキード (文春文庫)

真山 仁

累計読者数9
平均ハイライト数 8.7件/人
star総合評価 48/100
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この本について

政治のニュースを見ていて、「結局、何が本質なのか」が分からなくなることがあります。報道や世論が一気に流れをつくっていく感じに、置いていかれるような不安もある。私もロッキード事件についてはそんな距離感しかなくて、名前だけ知っているのに、実像はまったく掴めていませんでした。 『ロッキード』を読んで感じたのは、歴史の“背景”に目を向けるだけで、物事の見え方が大きく変わるということです。事件の金額だけを見れば小さく映るのに、日米関係や軍事戦略を踏まえると、突然スケールが変わる。外交が「無理をすると無茶になる」という指摘も、今の日本の政策判断を考える時に妙に腑に落ちました。そして、角栄がなぜ支持され、なぜ一気に「悪」とされていったのか。そこに世論や同調圧力がどう作用したのかを追う過程は、現代の空気の読み方にもつながってきます。 分厚い本ですが、出来事の流れだけでなく、登場人物の人間くささや判断の裏側まで丁寧に描かれていて、読み終える頃には「歴史を自分で確かめたい」という感覚が残りました。政治を遠い場所の話だと思っている人ほど、新しい視点が得られるはずです。 こんな人に刺さると思います。 「ニュースの“表側”だけ追っても、何か見落としている気がする人」

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出版社による紹介

田中角栄は本当に有罪だったのか? 戦後から現在につづく日米関係の深層と特捜神話の真実を関係者の新証言と膨大な資料で剔抉する。
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