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経済学で読み解く正しい投資、アブない投資 (扶桑社BOOKS)

経済学で読み解く正しい投資、アブない投資 (扶桑社BOOKS)

上念 司

累計読者数3
平均ハイライト数 6.7件/人
star総合評価 42/100
boltライト読書型

この本について

投資について考えるとき、「結局いまってインフレなの?デフレなの?」「株価はどこを見れば判断できるんだろう…」みたいな、足元の景気をどう捉えればいいのか分からなくなる瞬間がありませんか。僕もずっと同じで、ニュースを追っても断片的な情報ばかりで、全体のつながりがつかめないまま投資判断だけ求められる感じがありました。 この本が面白いのは、そういうモヤモヤを“経済全体の動き”から整理し直してくれるところです。デフレがなぜ危険なのか、インフレ率が2〜4%のときに何が起きるのか、そして「モノ」と「お金」のどちらが不足しているかで価値が動くというシンプルなルールで世界を見直すと、株価や不動産の変動が少し現実的に理解できるようになります。例えば、明日の株価は読めなくても、長期で企業の価値が上がりやすい環境とは何か、その前提が腑に落ちるだけで判断の仕方が変わってきます。 さらに、著者は中国や日本のバブル崩壊、政治による歪みまで触れながら、「なぜ価格が本来の水準に戻らないのか」という実例を見せてくれるので、経済の理屈が机上の話ではなく、今起きている現象としてつながりやすいです。個人的には、投資のテクニックより“前提の理解”が足りてなかったんだと痛感しました。 数字や用語が苦手でも、投資をするうえで「経済の流れを自分なりに把握したい人」には特に刺さる内容だと思います。

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