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2035年の人間の条件(マガジンハウス新書)

2035年の人間の条件(マガジンハウス新書)

暦本純一 and 落合陽一

マガジンハウス / 2024-05-30

累計読者数8
平均ハイライト数 13.5件/人
推定読了時間 約1時間50分
star総合評価 59/100
trending_up後半加速型
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この本について

最近、「AIが速すぎてついていけない」とか、「技術の変化に自分の感覚が追いつかない」という相談をよく耳にします。僕自身も、LLMと話すのが当たり前になってきた一方で、人との会話よりテンポが早すぎて戸惑う瞬間があります。そんなモヤモヤをそのまま抱えたまま読むと、この本がけっこう効いてきます。 まず、AI時代における“人間の不自然さ”への視点が変わります。悩むという行為そのものが文化的産物で、社会システムが変われば悩みの位置も変わる、という話は肩の力が抜けるし、AIが速くなることで「無駄な試行錯誤が増える」という指摘も、焦りが少し和らぎます。さらに、写真や京都の例を通じて、人が「自然だと思い込んでいるものの人工性」が語られるのも興味深くて、AIとの付き合い方をもう少し柔らかく考えられるようになります。 また、人間の知能が均一に高まるわけではなく、知性が局在化していく可能性があるという議論は、いま感じているコミュニケーションのズレを説明してくれるようでもあります。誰が偉い・劣るという話ではなく、「世界が分かれていくかもしれない」という現実的な見立てが、逆に落ち着くんですよね。 技術の変化に違和感を抱えつつ、それでも前に進みたい人に刺さる一冊です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

すべてが激変する時代に、どう備え、どう動くか――? 「天才師弟」が描くテクノロジー/人間/社会の未来 ◎「AI」は知能の格差を広げる ◎チャットGPTはパーソナルな家庭教師 ◎「三角関数は役に立たない」論の愚かしさ 本書では、日本の情報工学をリードする第一線の研究者で、 師弟の間柄でもある暦本純一さんと落合陽一さんが、 「テクノロジーの劇的な変化がもたらす未来」について語っています。 「AI時代に必要とされるIQ以外の知性とは何か?」という問いから、 「未来の人類は“口笛言語”で会話しているかもしれない」という予測まで、 2人の対話は脱線、転回、発展を繰り返しながら、 情報工学の最前線から見えている風景をありありと描き出します。 AIの進化は私たちに何をもたらし、社会をどう変革していくのか。 そして、その進化がつくり出す未来に向けて、どう備え、どう動けばいいのか。 本書では、その答えにつながる知識とヒントが提示されています。
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