
ザ・リーダーシップ・マネジメント
ラリー・ボシディ、高遠 裕子、関野 吉記、ラム・チャラン、チャールズ・パーク
実業之日本社 / 2024-10-30
この本について
仕事で判断を求められる場面が増えるほど、「これでいいのか」と自信が揺らいだり、チームをどう動かすべきか迷ったりしますよね。頭ではわかっていても、実行が追いつかない。あるいは、人材の配置や育成が合っているのか、誰にも相談できずに詰まってしまう。自分もそこを何度も行き来してきました。 この本が効いたのは、抽象的なリーダー論ではなく、現場レベルの「行動の差」をそのまま描いてくれているところです。たとえば、決断して終わりではなく、現場に足を運び、相手の実態がわかる質問を投げ、具体的な行動にまで落とし込む姿勢。あるいは、人材を評価するときに「達成したか」ではなく「どんな方法で達成したか」を丁寧に見ていく視点。これらは読んだ翌日から、会議の問いかけや部下との対話の質が変わるタイプの示唆でした。 また、人材育成を「正しい配置」と「率直なフィードバック」の循環で捉えている点も現実的です。優れた人を動かすタイミング、複数の視点で人物を評価する場をつくる重要性など、自分の組織でもすぐに試せる内容が多かったです。完璧なリーダー像を目指すのではなく、日々の判断と関与の質を少しずつ積み上げる。そのための具体的な材料がそろっています。 「リーダー経験はあるけれど、まだ“実行”と“人”の扱いに自信がない人」に特に刺さると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの13%が集中しています。
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