
うまく話さなくていい――ビジネス会話のトリセツ
澤 円
President Inc / 2024-11-18
この本について
仕事の場で「どう伝えればいいんだろう」と手が止まることが、僕は今でもよくあります。相手の反応を読めずに空回りしたり、説明したつもりなのに全然届いていなかったり。そのたびに、話し方そのものより“状況を正しくつかめていないこと”が原因なんじゃないか、と感じることが増えてきました。 この本が効くのは、まさにその部分です。たとえば、相手を細かく観察することでズレを減らす、という地味だけど本質的な視点。事実を先に共有してから「要するにこういうことです」とまとめるだけで、驚くほど伝わり方が変わる、という現実的なアプローチ。そして「うまく話そう」と力む前に、そもそも“何のためにこの人と話しているのか”を明確にするという、会話の土台を整える考え方。どれも一度意識すると仕事の風景が少し変わります。 特に僕には、「顧客の言葉をそのまま受け取らない」や「まずは何が起きているのかを集める」といった部分が刺さりました。話し方のテクニックではなく、状況判断と観察が会話の質を決める、という視点は、悩みがちの人ほど救われると思います。 雑談力よりも、相手とちゃんと合意を積み重ねたい人。そんなタイプの人にはしっくりくる一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの20%が集中しています。
読書の順序
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