
すべてのマーケティングを成果報酬で実現する驚異の急成長企業マクビープラネットの全貌
片瀬賢人
この本について
マーケの仕事をしていると、「結局クリック数を追うだけで終わってないか」「自分の提案って、事業全体の成長に本当に役立っているんだろうか」とモヤモヤする瞬間があると思います。僕も広告運用の数字を眺めながら、どこまでが自分の仕事で、どこからが経営なんだろう…と線引きに迷うことがよくあります。 この本が面白いのは、成果報酬型の広告モデルを軸にしながらも、話が「獲得」だけで完結しないところです。ユーザーの流入元ごとの質を見極めたり、解約率の差を分析したり、LTVを前提に事業全体をどう成長させるかまで踏み込んでいる。広告代理店の枠を静かに超えていく発想が、読み手の肩を軽くしてくれる感じがあります。また、データをただ集めるのではなく、現場の知見とつなぎ合わせることで初めて価値になるという視点も、数字に頼り切れない日々の葛藤に寄り添ってくれるはずです。 さらに、経営者のカリスマ性に依存せず、組織として専門性を積み上げていく姿勢が描かれていて、M&Aや新規事業に関わる人にはリアルに刺さります。広告の仕事をしていると「施策を回す人」に閉じがちですが、本書は「事業の成長を一緒につくる人」に視点を移してくれる一冊でした。 特に、マーケと事業づくりの境界で立ち止まりがちな人には、静かに効いてくると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第7章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの27%が集中しています。
読書の順序
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