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生成AI「戦力化」の教科書

生成AI「戦力化」の教科書

松本 勇気

日経BP / 2025-10-24

累計読者数25
平均ハイライト数 28.9件/人
推定読了時間 約3時間43分
star総合評価 73/100
menu_book精読型
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この本について

生成AIを仕事にどう生かせばいいのか、正直まだ手探りだ…という声をよく聞きます。使えば便利になるのはわかるのに、プロンプトは毎回考えないといけないし、結局どこに適用すれば効果が出るのかもつかみにくい。僕自身も同じところでつまずき続けてきました。 この本が良かったのは、「AIの活用はテクニック論だけでは回らない」という当たり前だけど見落としがちな視点を、業務の具体例と一緒に示してくれるところです。例えば、LLMは毎回記憶喪失の新入社員みたいなものだから、テンプレート管理やワークフロー設計が欠かせないこと。あるいは、文書をただベクトル化して並べても意味がなく、会社として情報の構造を整えないと精度が上がらないこと。こういう“現場で起きるリアルな壁”を丁寧に言語化してくれていて、読んでいて妙に納得がいきました。 特に刺さったのは、「完全自動化より、今より良くなるかで判断する」という期待値の話です。AI導入が進まない職場ほど、このラインが曖昧なまま走り出してしまうことが多いので、ここをきちんと共有すること自体が導入の一歩になる気がします。 自分の現場にAIを入れたいけれど、何から着手すべきか整理しきれない人に届く本だと思います。ここ最近のAI本では、いちばん地に足がついている印象でした。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

◆誰もが雇える「優秀な新人」を、組織の戦力に AI、そしてLLMという技術は、企業にとって「もの知りでタフで賢い、けれど自社の知識はない新入社員」のような存在です。 本書は、「ワークフロー」と「ナレッジベース」をキーに、「エージェント」などの概念をていねいに掘り下げながら、「新入社員」であるAIを、人間の新入社員にそうするのと同様に戦力化(オンボーディング)するための具体的な手順とノウハウを解説しています。 本書の著者は、GunosyやDMM、LayerXにてCTOを歴任してきた松本勇気さん。ソフトウェアエンジニアおよび経営者として、12年にわたってさまざまな領域でAIの活用に取り組んできた松本さんだからこそ語れる、AIの企業導入の「正着」ともいえるアプローチを知ることのできる1冊です。 職場のAI導入にお悩みの方、少し試してみたけれど有効な使い方が見出せず、足踏みしている方、AI活用を一歩先に進めたい方はぜひ、本書をお役立てください。 ◆本書の特徴 ・LLMの特性をわかりやすく“人材育成”になぞらえて解説 ・「業務を変えないデジタル化」という、日本企業に適した導入戦略 ・現場の成功・失敗事例を交えた実践的フレームワーク ◆得られる効果 ・技術進化に左右されない導入基盤づくり ・書類業務の効率化と品質向上 ・社内全員が使いこなせるAI環境の構築 ◆こんな方におすすめ ・AI導入を検討しているが、技術進化の速さに追いつけない ・試しに導入してみたが、利用率が上がらず困っている ・経営・事業責任者として成果の出るAI導入を求めている
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