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SHIFT解剖 究極の人的資本経営

SHIFT解剖 究極の人的資本経営

飯山辰之介

日経BP / 2025-11-14

累計読者数25
平均ハイライト数 26.5件/人
推定読了時間 約3時間55分
star総合評価 68/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 29%

この本について

人事に関わっていると、「結局うちの会社って人をどう扱いたいんだろう」とか、「評価や給与って本当に合理的なのか」と、胸の奥にもやっとしたものが溜まっていくことがあります。経営は社員をコストと思っているのでは、という疑念を一度も持ったことがない人のほうが少ないはずです。 この本を読んで驚いたのは、SHIFTがその疑念を“正面から潰しにきている”姿勢でした。450項目を超える個人データを集めるのも、ただの管理ではなく「環境が悪ければ会社の責任」「環境が整っているなら能力をどう引き出すか」という考え方に基づいている。年収をコストではなく先行投資と捉え、まず上げるところから始める発想も、理屈では聞いたことがあっても実際に徹底している会社はほぼ見ません。SHIFTの話を読んでいると、人材戦略ってもっと“手触りがあるものなんだな”と感じます。 もう一つ刺さったのは、仕組み化と人間の判断の両立です。何でも数値化して可視化する一方で、「人のいいところは仕組みでは拾いきれない」と言い切る。ドライとウェットの絶妙なバランスを取り続ける難しさに、現場で悩んできた自分としてはかなり共感しました。経営と社員の責任範囲を丁寧に分け、環境づくりを経営の義務と定義しているところも、個人の頑張りだけに寄せがちな組織にいる人には視界が変わる部分だと思います。 人事や評価制度を「なんとなくの常識」で運用している空気に違和感がある人に刺さる一冊です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

「部下の給与を増やせない上司は不要」。 SHIFTの「人的資本経営」のスタンスを象徴するのがこの言葉だ。「給与は人材という資本への投資であって、コストではない」とSHIFTの丹下大社長は断言する。 IT企業でありながら「元警察官だろうがキャバクラだろうが引きこもりだろうが、前職を問わない」採用、「トップガン」と呼ばれる社員の隠れた能力を引き出す仕組み、急成長した社員が稼げば「前年比で600万円の昇給」が当たり前に行われる風土。これらが「上場10年で売上高50倍」という驚異的な数字に結実した。人の能力をとことん引き出し、企業の成長につなげる。丹下社長ら経営陣、そして現場への密着取材で、SHIFTの「究極の人的資本経営」を徹底解剖する。
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