
変な地図
雨穴
累計読者数8
平均ハイライト数 2.4件/人
star総合評価 43/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 31%
この本について
仕事でも日常でも、目の前の出来事に理由がつかめなくて、どこか落ち着かないまま進んでしまうことってあります。説明のつかない違和感を抱えたまま片付けてしまうと、後からじわっと不安が戻ってくるあの感じです。理屈では処理しきれないものをどう扱えばいいのか、ずっと迷っている人は多いと思います。 『変な地図』を読んでいて感じたのは、そんな“説明のつかない領域”に対して、作者が真正面から付き合おうとしている姿勢でした。登場人物が蒸し暑い山を登り、手記を一枚ずつ読み、ライトで床を照らしながら確かめていく場面は、ただのミステリー描写に見えて、実は自分の中のモヤモヤを一つずつ照らしていく作業に近いんですよね。理屈は人を守ってくれる、でも理屈だけでは届かない孤独も確かに存在する。その両方を抱えた世界が淡々と描かれていて、読みながら自分の中の距離感も整理されていくようでした。 特に、早くに大切なものを失った人の孤独についての一文は、物語の枠を超えて響く人が多いはずです。何かを理解しきれないまま抱えてきた人、理由のわからない違和感と折り合いをつけたい人には、静かに届く一冊だと思います。
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多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの17%が集中しています。
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出版社による紹介
『変な家』『変な絵』『変な家2』に続く、ミリオンセラー作家・雨穴の最新作!
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