
自省のすすめ ――ひとりで考えるレッスン (ちくま新書)
岸見一郎
筑摩書房 / 20251210
累計読者数5
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star総合評価 40/100
start序盤集中型
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この本について
仕事でも人間関係でも、いざ決める段になると足が止まってしまうことってあります。悩んでいるようで、実は「決めるのを延ばしているだけなんじゃないか」と気づいてしまうあの感覚。さらに、誰かの意見を聞けばそちらが正しい気がして、でも結局動けないまま日が過ぎていく。そんな自分に薄々疲れている人は多いと思います。 岸見一郎さんの『自省のすすめ』は、そうした停滞の裏側にある思考のクセを静かに照らしてくれます。何でも早く結論を出そうとする癖が、実は大事なものを見落とさせていること。悩むのを続けるのは「決めたくない」からで、決めるためには自分と距離をとりながら対話する必要があること。そして、本との出会いが他者との対話と同じくらい、自分の考えを揺らしてくれるということ。読んでいると、すぐに前向きになるというより、まず「自分の思考の位置」が少しだけ分かるようになる本です。 特に刺さるのは、他者に生かされているという視点や、感情の目的を見つめ直す大切さです。怒りも不安も、ただ湧くものではなく「何を達成したいのか」という意図がある。その意図を丁寧に見れば、次の行動の選び方も変わっていく。こういう現実的な視点が、この本の効き目だと思います。 自分の思考をいったん疑いたい人、迷いの根っこをもう少し正しく扱いたい人に静かに届く一冊です。
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出版社による紹介
私は私の人生を肯定する!
人生の中盤戦になり、これからどう生きていこうか悩んでいませんか? でも、ただ悩んでいても何かを決断することはできません。
だからこそ、自分を見つめなおして、よりよく生きるための術をたった一人で考え切る。
マルクス・アウレリウスなどの哲学者たちの言葉には、人生のヒントが詰まっている。
これまでもこれからも私は私のままで生きていくために必要なことがこの一冊にある。
目次
第一章 なぜ「考える」ことから逃げるのか
第二章 すべては自分のせいである
第三章 悩むことと何が違うのか
第四章 対話するように考える
第五章 自分のことほどわからない
第六章 他者との距離とは
第七章 対人関係について
第八章 世界や人生はひとつではない
第九章 正しく考えることの困難
第十章 読むことは考える友
第十一章 書けばわからないことがわかる
第十二章 変化の中で生き抜く
読んだ内容を、もう忘れない。
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