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水滸伝 五 玄武の章 (集英社文庫)

水滸伝 五 玄武の章 (集英社文庫)

北方謙三

集英社 / 2007-02-20

累計読者数6
平均ハイライト数 12.2件/人
推定読了時間 約4時間36分
star総合評価 58/100
trending_up後半加速型
check_circle推定完走率 53%

この本について

仕事でも人間関係でも、「自分はまだ未熟だな」とか「経験が足りないだけと言われても、今の自分のままでどう進めばいいのか分からない」と感じることがありますよね。強い誰かになりたい気持ちと、現実の自分の間で足が止まるあの感覚。僕もよくそこで立ち往生します。 『水滸伝 五 玄武の章』を読んでいると、登場人物たちがその迷いをごく自然に抱えたまま前へ進んでいく姿がやけに刺さってきます。たとえば「経験は、積むものじゃなく汲み取るものだ」という言葉に救われる人は多い気がしますし、負けてもそこで終わらないと受け止める人物たちの視線が、現実をどう処理すればいいか分からない時の支えになってくれます。さらに、楊志や魯智深のように、静かに周囲を観察しながら、自分の役目をただ果たしていく姿を見ていると、「強さってこういう質感なんだ」と思える瞬間があります。 あとは、「帰る場所を捨てたら生き方そのものが揺らぐ」という言葉も、働く場所や人間関係に迷った時にけっこう重く響きます。誰も劇的に変わったりはしないけれど、目の前の選択や判断の手触りが少し変わる。そんな読み味です。 理想の自分に追いつけず焦ってしまう人、静かな強さに触れたい人には特に届くと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

宋江(そうこう)の居場所が青蓮寺(せいれんじ)に発覚した。武松、李逵と共に長江の中洲に築かれた砦に立て籠るが、官軍二万に包囲される。圧倒的な兵力に、宋江は追い詰められていく。魯智深(ろちしん)は、遼を放浪して女真族(じょしんぞく)に捕縛される。一方、青蓮寺は、楊志(ようし)暗殺の機をつかむ。妻と幼い楊令と共に闇の軍に囲まれ、楊志はついに吹毛剣(すいもうけん)を抜いて斬りまくる。北方水滸、衝撃の第五巻。
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