
64(ロクヨン)
横山 秀夫
文藝春秋 / 2015-02
累計読者数5
平均ハイライト数 7.4件/人
推定読了時間 約7時間6分
star総合評価 39/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 37%
この本について
仕事でも家庭でも、どちらも大事なはずなのに、実際は「どっちを守ってるんだろう」と自分でもよく分からなくなる時があります。組織での立場や、家の空気、今日をどう乗り切るかばかり考えてしまって、本音は後回しになるあの感じ。たぶん、あの抜粋を保存した人は、その曖昧な疲れに心当たりがあったんじゃないでしょうか。 『64(ロクヨン)』は、警察組織を舞台にした重い事件の物語ですが、読んでいると「三上」という一人の人間の揺れが、妙に自分の生活にも重なってきます。家族を守っているつもりで、実は自分の立場のために使ってしまっていたことに気づく場面や、「明日のためにではなく、今日のために今日を使い切る」という感覚が、仕事に流されすぎた日の胸にちくりと刺さります。事件そのものの凄みよりも、こういう“現実的な弱さ”がそのまま描かれているのがこの作品の効きどころだと思います。 派手に心を変えてくれる本ではないけれど、「自分はどう生きてるつもりなんだろう」と一度立ち止まるきっかけにはなるはずです。特に、組織の中での自分の居場所にずっとざらつきを感じている人には、じわっとくるものが多いと思います。
analytics
読書インサイト
ハイライト密度
開始終了
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの70%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
元刑事で一人娘が失踪中のD県警広報官・三上義信。記者クラブと匿名問題で揉める中、“昭和64年”に起きたD県警史上最悪の翔子ちゃん誘拐殺人事件への警察庁長官視察が決定する。だが被害者遺族からは拒絶され、刑事部からは猛反発をくらう。組織と個人の相克を息詰まる緊張感で描き、ミステリ界を席巻した著者の渾身作。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
無料ではじめる
クレジットカード不要






