
もう終わっている会社 本気の会社改革のすすめ (ディスカヴァー・レボリューションズ)
古我知史
ディスカヴァー・トゥエンティワン / 2012-12-25
累計読者数3
平均ハイライト数 21件/人
推定読了時間 約2時間37分
star総合評価 58/100
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この本について
最近、会社の「改革」が聞こえはするけど、実態は何も変わらないまま…という空気に疲れている人、多い気がします。現場のモヤモヤも、経営の迷いも、結局どこでスイッチを入れればいいのか分からないまま時間だけが過ぎていく感じ。僕自身も、同じ問いを何度もぐるぐる回していました。 『もう終わっている会社』を読んで一番効いたのは、「現状維持にしがみつく構造」そのものをどう見るかという視点の転換でした。例えば、選択と集中の議論がいつの間にか“過去への回帰”にすり替わっているとか、顧客をよく見なくなると継続顧客すら離れていくとか、耳が痛い話ばかりなのに妙に腑に落ちます。さらに、現場が意思決定の中心にいない企業は、どれだけ立派な計画を作っても結局は動けない、という指摘も自分の仕事にすぐ持ち帰れる感覚がありました。 派手な成功法則を並べる本ではなく、「会社がどこで鈍るのか」「なぜ未来を手放してしまうのか」を、具体的な場面で示してくれる一冊です。特に、同じことを続ければ同じ結果が出るはずだという思い込みに気づきたい人には刺さると思います。 会社の“変わらなさ”に日常的な違和感を抱えている人ほど、静かに効いてきます。
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出版社による紹介
50社以上の起業や事業開発、投資育成の現場に直接参画してきたマッキンゼー出身のキャピタリストが、日本の会社とビジネスマンに満を持して説く、本気の会社改革のすすめ。 ここ二十年を超えて日本国家と日本の優秀な会社と会社人たちが見失った「ホンモノの三種の神器」を、本気で取り戻して会社改革をしようという挑戦でもあります。 ここで言う「ニセモノの三種の神器」とは、「選択と集中の戦略」、「中期経営計画の信奉」、「顧客第一主義」。この二十年以上、経営戦略の基本中の基本とされてきた三つの柱です。 えっ? それってどういうこと? 本書では、それら「ニセモノの三種の神器」のニセモノたるゆえんを暴き、ホンモノへの道を示します。 ただ、本書は、著者がプロローグで言っているように、経営陣や経営コンサルタントたちだけのための本ではありません。むしろ、そうではない人たちのためのものです。なぜなら、会社を変えるのはやはり一人ひとりの「個人」だからです。 著者曰く、「その個人がフォーマルな(つまりカチッとできあがった)会社の枠組みを(気持ちの上で)ぶっ壊して、ナナメヨコにつながるインフォーマルな(つまり原始的な好き嫌いのお付き合いの)組織(のような集まり)で、根こそぎ会社を変えていくのである。」 これまで、多くのビジネス書をお読みになってきた方々には、ある意味、爽快&痛快な、目からウロコの、まったく新しい視点を示してくれる、大きな分岐点の本となることでしょう。
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