
ミッションからはじめよう!
並木裕太
ディスカヴァー・トゥエンティワン / 2012-03-25
この本について
仕事の場で、人に動いてもらう難しさにぶつかることってありませんか。指示を出しても進まなかったり、そもそも前提がずれたまま話が噛み合わなかったり。自分でも「全体像が見えないまま走ってしまっているな…」と感じる日があります。そんなときに、この本の抜粋を読んでいる人が頻繁に保存している箇所を見ていると、「ミッションが曖昧なまま進める怖さ」に共鳴しているのがよくわかります。 特に、レジスター→エンゲージ→コミットという流れが何度も保存されていて、「人は腹落ちしていないと動かない」という当たり前だけど忘れがちな原理を、具体的なシーンで思い出させてくれる。無理に鼓舞したり強圧的に締め付けるのではなく、背景やゴールの共有から始めるべきだよね、という現実的な示し方が刺さるんだと思います。また、MECEやツリーといったフレームワークを“闇雲に使う道具”としてではなく、「方向性を決めたうえで整理するための手段」として扱う姿勢も、実務で迷子になりがちな人には効きます。 読んでいて感じたのは、ミッションを立てることが目的化していない点です。誰に、どんな価値を届けて、最終的にどうなりたいのか。その筋道をつくることで、プロジェクトの途中で立ち止まりやすくなる。進んでいないのに曖昧に走り続ける、あの嫌な感覚から抜け出す“手すり”のような役割をしてくれます。 自分のチームが噛み合わない理由を言語化したい人や、プロジェクトの空気が重くなりがちなときの突破口を探している人には、かなりフィットすると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの32%が集中しています。
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