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40歳からの記憶術 想起力で差をつける (ディスカヴァー携書)

40歳からの記憶術 想起力で差をつける (ディスカヴァー携書)

和田秀樹

ディスカヴァー・トゥエンティワン / 2012-01-20

累計読者数3
平均ハイライト数 5.3件/人
推定読了時間 約1時間37分
star総合評価 40/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 23%

この本について

仕事の場で「あれ、名前なんだっけ…」とか、昔読んだはずの本の内容がまったく出てこないとか、そんな瞬間が増えてくると、年齢のせいにしたくなることがあります。でも、本当に落ちているのは記憶力そのものというより、学生時代みたいに復習する機会が極端に減っていることなんじゃないか…と、この本を読んでハッとしました。 特に刺さったのは、知識量そのものより「引き出す力」のほうが仕事の場では効いてくる、という視点です。たしかに、そんなに本を読んでいないのに話すのが上手い人っていますよね。あれは情報の収納量より、“どこに何が入っているか”を取り出しやすくしているから。逆に、知識は多いのに言語化できないと、社会人になってから損をしやすい。これも妙に現実的で、刺さりました。 もう一つ印象的だったのは、年齢とともに人生経験の「上書き」が増えることで、古い記憶の引き出しが埋もれてしまうという話です。忘れやすくなったというより、検索性が落ちているだけ。だからこそ、四十代以降は“想起力”に絞って鍛えたほうがコスパがいいという考え方は、無理がなくて取り入れやすいと思いました。 「覚えられなくなった…」よりも、「思い出す動線が弱っているだけかも」と感じている人に刺さる本です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

三十代も半ばを過ぎた頃から、「新しいことがだんだん覚えられなくなってきた」とか、「人の名前が出てこない」「会話に、あれ、とか、これ、とかいうのが増えてきた」と感じる方が増えてくると思います。そして、記憶力を「取り戻す」いい方法があるのなら知りたいと。 そこで記憶術の本を探してみれば、多くは、「ダジャレで覚える」「シナリオにして覚える」「頭文字で覚える」など、「入力系」の本が多く、そのゴールは究極的には、たとえば、円周率を何桁まで覚えられるか、といったことだったりします。けれども、大半の方は、別に、そういうことができるようになりたくて、記憶力を取り戻したい、あるいは、高めたいわけでないはずです。 そうではなくて、日常の仕事の場で、固有名詞や数字やエピソードが、その場に応じてすらすら出てきて、議論や交渉、説得、営業、プレゼンなどが、スムースに生産的に行えるようになりたい。そして、すごい切れ者だ、優秀な人だ、と思わせたい。あるいは、英語や中国語、大学院や各種資格の試験など、いくつになっても、新しいことに挑戦したい、そのために、記憶力をもう一度磨きたい。と、そういうことだと思います。 そして、その記憶力を使って、これまで以上に生産的な仕事をしたい、創造性を発揮したい、つまり、価値あるアウトプットを出し続けたい、ということだと思います。 本書は、そういう方のためのものです。 そして、結論から最初に申し上げると、それは十分に可能です。というよりも、むしろ、四十歳を超えたぐらいから、ますます高まります。ただし、そのために、知っておくべきこと、するべきことはあります。それがないと、やはり、十代の子どもに負けてしまうかもしれません。本書では、その「知っておくべきこと」「するべきこと」をお伝えしていきます。 むずかしいことではありません。なんだ、というような当たり前のことと言ってもいいでしょう。でも、世の中で、いくつになっても活躍し、尊敬されている人、頭がいいとされている人に、みな共通することです。 最初に、記憶の脳科学と心理学、つぎに、四十歳からの記憶術として、想起力を高めることを中心に、二十のヒントをご紹介します。そして、想起力と頭のよさ、さらには、人生の豊かさとの関係についても。 コンパクトななかに、精神医学と大学受験指導を専門とする著者のノウハウがあますことなく盛り込まれた貴重な一冊となるでしょう。
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