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おどろきの中国 (講談社現代新書)

おどろきの中国 (講談社現代新書)

橋爪大三郎、大澤真幸、宮台真司

講談社 / 2013-02-14

累計読者数4
平均ハイライト数 42.3件/人
推定読了時間 約4時間16分
star総合評価 75/100
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この本について

中国のニュースを見るたびに、「なんでこういう動きになるのか、根っこがつかめない」というモヤモヤがずっと残っていました。歴史の知識を足しても、どうも話がつながらない。自分の常識のまま理解しようとしていたんだな、と気づかされたのが『おどろきの中国』でした。 この本が面白いのは、中国を「日本や西欧の延長」として扱わないところです。儒教がそもそも民族的なものではなく、行政官を育てる普遍フォーマットだったという説明は、いまの官僚システムの動き方にもつながってきますし、「政治的統一が最優先」という発想が、帰結主義と強いリーダー待望の文化とどう結びつくのかも腑に落ちました。さらに、毛沢東が“世俗化された皇帝”として機能した、という指摘によって、革命も独裁も「突然出てきた異常事態」ではなく、中国の長い構造の上に乗っていたことが見えてきます。 個人的には、日本のアジア政策の話や、戦後処理と信頼醸成のレイヤーの説明が刺さりました。歴史認識の話って感情論になりがちですが、構造で見たときの「ずれ方」の理由が少し整理できた気がします。 中国を好きとか嫌いとかより、「なぜそう動くのか」を自分の頭で考えたい人には、とても相性がいい本だと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

中国はそもそも「国家」なのか? 2000年以上前に統一できたのはなぜか? 毛沢東の権力とはいかなるものだったか? 冷戦が終わっても共産党支配が崩れなかった理由とは? 中国は21世紀の覇権国になるのか? 対症療法ではない視座を求めて、日本を代表する知性が徹底討論。真に中国を理解するための必読書! (講談社現代新書)
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