
そうだったのか! 中国 (集英社文庫)
池上彰
集英社 / 2010-03-19
累計読者数8
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推定読了時間 約8時間19分
star総合評価 56/100
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この本について
中国のニュースって追いかけても、何が本当で、どこに論点があるのか分からなくなる時があります。特に農村の問題や少数派への扱い、政治の裏側みたいなテーマは、情報が点で入ってきてつながらないまま終わりがちです。自分もずっとそのあたりがモヤモヤしていて、仕事で中国の話題が出ても「なんとなく知ってる」以上に踏み込めない感覚がありました。 池上彰さんのこの本は、そのモヤモヤを少しずつ解きほぐしてくれました。中国の農民がなぜ何億人規模で苦しい生活に置かれているのか、無年金状態が放置されてきた背景はどこにあるのか。当局がデモを黙認したり、逆に法輪功を強硬に抑え込む理由は何なのか。ニュースだけでは拾えない「制度の仕組み」や「歴史の積み重ね」を、事例ベースで見せてくれるので、今の中国の動きが急に立体的に見えるようになりました。 読みながら思ったのは、中国を好きとか嫌いとか以前に、こういう構造を知っておくと、仕事でのリスク判断や、海外ニュースの読み解きがだいぶ変わるということです。特に「国がなぜその選択をするのか」を理解したい人ほど、腑に落ちる部分が多いと思います。こんな人に刺さるはずです。表面的なニュースでは物足りなくなってきた人。
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出版社による紹介
急速な経済成長で世界に圧倒的な存在感を見せる中国。一方、日本にとっても中国との二国間関係は重要性の度合いを強めている。隣国でありながら、こと現代史については学ぶ機会の少ない日本の私たち。だが、今こそ知るべきではないだろうか。2005年に上海で起こった「反日」運動を検証しつつ、チベット問題、天安門事件、台湾問題、そして経済格差など、複雑な中国現代史を分かり易く解説する。
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