
家族関係を考える (講談社現代新書)
河合隼雄
講談社 / 1980-09-20
累計読者数5
平均ハイライト数 25.6件/人
推定読了時間 約2時間8分
star総合評価 68/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 49%
この本について
家族のことで悩むときって、「自分の家庭だけおかしいのか」「どこまで頑張ればいいのか」といった、言葉にしづらいモヤモヤが先に立つことが多いと思います。誰かに相談しても、一般論かハウツーに寄ってしまって、結局、自分の状況に落とせないまま抱え続けてしまうんですよね。 河合隼雄『家族関係を考える』は、その“言語化できない違和感”を少しずつほどいてくれる本でした。日本では母子の一体感が強く残ること、父親が果たすべき役割が時代とともに曖昧になったこと、夫婦の歴史が統合されないまま積み上がっていくと会話がすれ違い始めること。こういう具体的な構造を見せてもらえると、「自分が下手だから」という自責から少し距離が取れるんです。家族内の緊張を外で埋めようとしてもうまくいかない理由や、子どもが親の言葉より“やっていること”を見て育つ現実も、生活の場面にそのまま当てはまります。 家族を理想形に近づける方法というより、自分の家庭が今どんな力学の中にあるのかを静かに照らしてくれる本です。家族との距離感に疲れてきた人や、「どうしてこんなに噛み合わないんだろう」と感じている人には特に刺さると思います。
analytics
読書インサイト
ハイライト密度
開始終了
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの16%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
家族における人間関係は一様なものではない。一人の異性を選択することによって成立する夫婦というヨコの関係、血のつながりで運命づけられた親子というタテの関係、さらに兄弟姉妹、親戚、こうした複雑さから、思いがけない対立や葛藤が生じてくる。家庭内暴力、離婚……。家族のあり方は、われわれの生きていく基盤として今、根本から問いなおされなければならない。(講談社現代新書)
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
無料ではじめる
クレジットカード不要







