
「孤独」のすすめ (SB新書)
ひろ さちや
累計読者数9
平均ハイライト数 22.4件/人
推定読了時間 約3時間37分
star総合評価 72/100
trending_up後半加速型
check_circle推定完走率 69%
この本について
人間関係でちょっとした一言に過剰に反応してしまったり、家族なのに距離の取り方が分からなかったり、「なんでこんなに気を遣ってばかりなんだろう…」と思う日ってありますよね。僕も同じで、相手の顔色を読みすぎて疲れることがよくあります。 この本は、そういうしんどさを「人間関係の技術で乗り切る」方向ではなく、もう一段深いところから見直す視点をくれました。たとえば、喧嘩の原因だと思っていた“最後の一言”は、本当は引き金でしかないとか、家族であっても個我が立った瞬間にヤマアラシ同士になるとか、「ああ、そりゃうまくいかなくても当然か」と一歩引いて見られるようになるんです。孤独を避けるんじゃなくて、蕪村のように味わうという考え方も、焦りが少しやわらぎました。 さらに、欲望が満たされても膨張し続ける構造を知ると、「友だちがもっと欲しい」「家族ともっと分かり合いたい」と焦る気持ちも、ある程度は仕組みとして受け入れられるようになります。無理に他人を変えようとせず、自分の側を少しだけ緩めるほうが現実的だな、と感じられる一冊でした。 人間関係に疲れつつ、「でも完全に離れるわけにもいかないよな…」と揺れている人には刺さると思います。僕もその一人でした。
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出版社による紹介
老いにさしかかるにつれ、「孤独」を恐れる人は少なくありません。体が思うように動かず、外出もままならない。訪ねてくる人もおらず、何もすることがなく、世の中から何となく取り残されてしまったようで、寂しく不安な日々。けれども、歳を重ねれば重ねるほど、人間は「孤独」だからこそ豊かに生きられると実感する気持ちがつよくなってくるのです。
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