ヨムナビ
働きざかりの心理学(新潮文庫)

働きざかりの心理学(新潮文庫)

河合 隼雄

新潮社 / 1995-04-28

累計読者数3
平均ハイライト数 64.7件/人
推定読了時間 約2時間28分
star総合評価 62/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 13%

この本について

仕事でも家庭でも、人との距離感をどう取ればいいのか分からなくなるときがあります。ほめ方ひとつ取っても、相手に合わせすぎると自分が空っぽになる感じがするし、かといって主張すれば「わがままかな」と迷う。そんなモヤモヤを抱えたまま、気づけば毎日を乗り切るだけで精一杯になってしまうことがあります。 『働きざかりの心理学』は、そういう“板挟みの中年”が抱える混乱を、社会の構造や家族の在り方も含めて静かにほどいてくれる本でした。ほめることにも責任があるという指摘は、相手に向き合う前に「自分の本音はどこにあるのか」を確かめる感覚を思い出させてくれますし、場の空気に合わせてしまう日本人的な癖についての分析は、なぜ疲れるのかを説明してくれるだけでなく、どこに主体性を置けばいいかのヒントにもなると感じました。さらに、夫婦や親子の距離についての話は、長く一緒にいるからこそ誤解が積もる現実に、変に理想を押しつけない視点を与えてくれます。 誰かを変えるための本ではなく、自分の中に散らばっていた感覚を少し整えてくれる本です。働きながら「自分の役割をどう扱えばいいのか」に迷っている人には、静かに刺さると思います。

この本に似ている本

すべて見る arrow_right_alt

河合 隼雄の他の作品

すべて見る arrow_right_alt
書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

「働くこと=生きること」責任ある立場に立ち、人生の光と影を背負いながら誠実に働くことは、それだけで充分に難しいこと。「働きざかり」の世代が直面する“見えざる危機”を心身両面から探り、解決のヒントを提案します。「つきあいの功罪」「会議と疲れ」「妥協と協調」「男女の迷走」「いじめの病根」そして「中年の危機」。誰もが避けては通れない大切な課題を考えるための心のカルテ。
library_books似た本をもっと見るmap書籍マップで探すroute読書パスガイドauto_awesomeAI診断で次の1冊を探す

読んだ内容を、もう忘れない。

BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。

無料ではじめる

クレジットカード不要