
永遠の旅行者(下) (幻冬舎文庫)
橘玲
幻冬舎
累計読者数9
平均ハイライト数 2.3件/人
推定読了時間 約3時間43分
star総合評価 45/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 44%
この本について
仕事や人生の選択肢を考えるとき、「このまま国内のルールだけの世界で生きていていいのか」と、ときどき不安になります。相続や税金の話に触れるたび、知らないまま何かを失っている気がして落ち着かない。でも実務的な本を読むほどの気力もない、という微妙なラインにいる人、多い気がします。 『永遠の旅行者(下)』は小説ですが、読んでいると「世界はこんな仕組みで動いていたのか」と急に視界が開ける瞬間があります。たとえば、国籍や居住地の違いが相続や税にどう影響するのか、制度の“穴”をどう使えるのかが物語の中で自然に描かれていて、自分がどれだけ国内基準で考えていたかに気づかされます。また、福祉やビザ制度をめぐるアメリカの現実が出てきて、善意や制度がどう運用されているのかが意外と生々しく理解できる。どれも直接的なノウハウではないんですが、「固定観念の外で生きるとはこういうことか」という感覚が残ります。 小説として濃いドラマがある一方で、読み終わるころには、自分の人生の選択肢をひとつ広げてくれる本です。特に、今の生活圏の外にあるルールや価値観を知りたい人に刺さると思います。
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出版社による紹介
まゆは幼い頃に母を殺された未解決事件にまだ苦しんでいた。アメリカで失踪した悠介の居場所はつかめない。麻生の死期は迫る。真鍋には時間がなかった。そもそも麻生はなぜ無税の相続に拘るのか? そして、まゆが何者かに誘拐された――。人間の欲望と絶望、金と愛情、人生の意味までを、大胆かつ繊細に描ききった新世代の『罪と罰』完結!
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