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爆速経営

爆速経営

蛯谷敏

日経BP / 2013-11-07

累計読者数12
平均ハイライト数 17.1件/人
推定読了時間 約2時間40分
star総合評価 69/100
trending_up後半加速型
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この本について

「組織を良くしたい気持ちはあるのに、現場はなかなか変わらない」。マネジメントに関わっていると、こんなモヤモヤがずっとつきまといますよね。理想は語れるけれど、仕組みに落とすとなると一気に手が止まる。僕自身、評価制度や組織構造をどう扱えばいいのか分からず、気持ちだけ空回りしていた時期が長くありました。 『爆速経営』が面白いのは、きれいなスローガンではなく「どうやって行動が変わる仕組みを作ったか」が淡々と並んでいるところです。たとえば、価値観を人事評価に載せないと定着しないという話は、頭では分かっていたつもりなのに、実例を読むと腹落ちがまったく違う。社員が持つデバイスで自分の評価軸をいつでも確認できる設計なんて、仕組みの細部まで気を通しているからこそ動き出すんだなと感じました。また、巨大組織でも小さなユニットに分解し、意思決定を早めるために承認段階を大幅に減らすくだりも、「スピードを上げろ」ではなく、具体的にどこをいじればいいかが見えてきます。 読みながら何度か「結局、変わるための支点は人事と可視化なんだな」と思わされました。やりたいことと会社の方向をどう合わせるか、誰をどの位置に置くか、そして意思決定が速い状態をどう仕組みで担保するか。理想論より、現場を動かすリアルな処方に触れたい人にはちょうどいい本です。 特に、「スローガンが社内に浸透しない」「組織のスピードが上がらない」と感じている人には刺さる一冊だと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

「お前が社長になったらヤフーをどうしたい?」。 2012年1月、当時執行役員だった宮坂学氏はソフトバンクの孫正義社長に呼ばれ、ヤフーの社長就任を打診されました。大企業になったがゆえに守りに入りすぎていたヤフー。再び攻めの姿勢を取り戻すために、孫社長が当時の井上雅博・ヤフー社長と話し合った末の提案でした。逡巡した宮坂氏でしたが、最終的に要請を受け入れます。そして、改革の仲間集めに走り出しました。 本書は、宮坂氏のCEO(最高経営責任者)就任が発表された2012年4月以降の改革の軌跡を追った記録です。「高速」を超える「爆速」を掲げて突っ走る若き経営陣が大企業病に陥ったヤフーを変えていくプロセスは、同様の問題を抱える大企業や、組織を変えたいと願うリーダーにとって最良のケーススタディとなるに違いありません。是非お手に取っていただければ幸いです。
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