
「事務ミス」をナメるな! (光文社新書)
中田 亨
累計読者数21
平均ハイライト数 12.7件/人
推定読了時間 約4時間13分
star総合評価 60/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 42%
この本について
仕事のミスって、単なる「注意不足」で片づけられがちですが、実際にはもっと複雑で、しかも自分では説明しきれない違和感が残ったりします。自分でも気をつけているつもりなのに、なぜかミスが出る。熟練した人でもやらかすことがある。このモヤモヤに答えてくれるのが『「事務ミス」をナメるな!』でした。 読んで驚いたのは、「人間の知恵が働きすぎて間違える」とか、「情報の乱れを勝手に脳が補正してしまう」とか、ミスが“能力不足”では説明できない理由が淡々と書かれているところです。だから個人を責めても何も変わらないし、本当に必要なのは“異常検知力”を職場全体でどう育てるかという視点だと気づかされます。また、正解に幅がある仕事こそ、顧客と何をもって正解とするかをすり合わせる必要があり、そこを曖昧にするとミスの温床になるという指摘も、日々の業務にかなり刺さりました。 さらに「マニュアルは全部を書き切れない」「だからこそ一つの正しいやり方を定義する方がいい」という考え方や、計算や判断の過程を可視化して自分の納得を確保する工夫など、実務にそのまま持って帰れる視点が多いです。ミスをしない人より、異常に気づける人をどう育てるかに軸を置いているのも特徴で、これは現場の空気を変えるきっかけになると思います。 仕事が複雑になりすぎて「注意しろ」としか言えなくなっている職場で働く人には、とても有効な一冊です。
analytics
読書インサイト
ハイライト密度
開始終了
多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの19%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
現代は「うっかり」が通用しない社会である。コンピューターと通信技術の進歩が諸刃の剣となり、間違える時もボタン一つで一瞬のうちに大損害を出せるようになってしまった。事務作業者には、今までと比較にならないほど高い信頼性が厳しく求められている。そもそも工業系の会社は、事故防止の努力を長年続けており、知識と経験を積んでいるのだが、それに比べれば文系の会社の方はミスへの免疫が弱い傾向にある。本書では、新しい視点から「事務ミス」を分析しなおし、ミスや事故が絶えない会社を「ミスに強い組織」に変える具体策を提示する。人はなぜミスをし続けるのか、ミスを防ぐ上で注目すべき力とは何か、さらに、事務ミスを防ぐポイントとして、「手順」や「書式レイアウト」「報告」「通達」「マニュアル」等をどう見直すか、などを、具体例をあげながら紹介する。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
無料ではじめる
クレジットカード不要






