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最強の調達戦略―成熟市場の企業収益力を向上させる経営手法

最強の調達戦略―成熟市場の企業収益力を向上させる経営手法

野田 武

東洋経済新報社 / 2014-02-27

累計読者数7
平均ハイライト数 30.9件/人
推定読了時間 約6時間19分
star総合評価 67/100
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この本について

調達の仕事をしていると、「うちのコスト構造って結局どうなってるんだろう」とか、「部門をまたいだ話になると一気に霧がかかる…」みたいなモヤモヤがどうしても残りがちです。自分の担当領域だけ頑張っても、全体が動かない限りインパクトが出ない。その苛立ち、よく分かります。 この本は、そういう“構造的なつまずき”を言語化してくれる一冊でした。日本企業で調達が属人化しやすい理由、間接材が放置されがちな背景、調達部門と他部門の相互不信が生まれる仕組み。どれも「あるある」なんですが、仕組みとして整理されると、自分の悩みが個人の能力の問題ではなく組織の前提に根っこがあることが見えてきます。そこがまず救いでした。 さらに、この本が強いのは、抽象論ではなく“視界の開け方”が具体的なところです。Spend Cubeでコスト構造を可視化する、サプライヤーとの交渉力を上げるためにまず仕様やプロセスの改善から着手する、間接材を調達部門の射程に戻す。このあたりは、現場で明日から試せるレベルの話が続きます。調達を「交渉する部署」ではなく、「全体最適をつくる部署」に引き上げるための視点が丁寧に積み上がっている印象でした。 調達まわりの改善に取り組んでいる人の中でも、「自分だけ頑張っても限界がある」と感じている人には特に刺さると思います。組織の中で調達がどう位置づけられるべきか、そのリアルな壁と突破口がちゃんと書かれています。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

企業コストの6〜7割を占める調達コストの削減&最適化と、グローバル調達の道筋を示す戦略とフレームワーク。
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