
新・人間革命2
池田大作
聖教新聞社 / 2003-09
この本について
仕事でも地域でも、人を巻き込んで何かを進めようとすると、判断がぶれたり、周りの空気に流されたりして「これでいいのか」と不安になることがあります。人を育てる場面でも、相手に合わせた接し方が分からず、つい自分の型を押しつけてしまうこともあると思います。そういう時に、自分の軸をどう整えるかがずっと課題でした。 『新・人間革命2』の抜粋を読むと、読者が保存している箇所には一貫して「判断の基準をどこに置くか」「行動に宿る責任と誠実さ」「人を育てる姿勢」というテーマが濃く出ています。みんながそう言うから従う、役職が上だから従う――ではなく、自分の中の“根本”と照らして判断する姿勢が何度も語られます。ここがまず、この本が効く部分だと思います。周りの声に迷う人ほど、自分の基準をどう鍛えるかが見えてくるはずです。 さらに、行動の重さについての描写も多く、苦しい状況でも「どう向き合うか」で生命力や知恵が湧いてくるという話は、現実の仕事にもそのまま置き換えられます。人材育成の場面では、相手の状態に応じて強く言うか、やわらかく支えるかを見極める視点が示されていて、管理職や後輩指導を任された人には特に刺さると思います。 まとめると、これは宗教の物語というより、「責任を引き受けて前に進む時に揺らぐ心」をどう扱うかを、具体的な行動と人間関係の中で描いた本です。自分の軸を整えたい人、そして誰かと一緒に前へ進みたい人に向いています。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの18%が集中しています。
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